札幌市内では古典舞踊及び邦楽を身近に感じることが少なく、ご来場の方からの驚きの声を頂きました。日本の文化の面白さ、このような文化がまだ小さい子にも受けつかがれているのを目の当たりし、感動したなど。また昔に自分も舞踊をしていたが、公演自体が少なくなり、見る機会が少なくなる中、このようなダイナミックな公演を見ることができて感動した。など多くの方からの好評な声を頂きました。
活動を通し、これまで一度も見たことない方、かかわったことのない方の貴重な意見を聞き、今後の公演に生かしてまいります。
以前会員として所属していた先輩、功労作家たちの作品を展示した。ヒルサイドテラスのレセプション、イベントはコロナ禍の為中止した。3つの巡回先ではギャラリートークや講演会ワークショップなどののイベントを実施、各館ともガラスのイベントと観客動員の魅力から、継続的開催を求められている。
これらの事業を通し、当協会の理念である現代ガラスアート(工芸)の社会への普及、会員の研鑽、次世代への継承は実現できたものと信じている。
本回もコロナ禍で最大限の感染予防対策を講じ、安全を確保しての開催は、多少ですがお客様も戻ってこられた感はありました。
演奏内容は、どの回もお客様、評論家そして関係者の皆様の評判はすこぶる良く、鈴木秀美氏のオーソドックスな古典音楽特集での第147回定期演奏会、「飯森範親音楽監督就任記念」と銘打った第148回定期演奏会のメイソン・ベイツ「マザーシップ」は本邦初演でありプロジェクションマッピングの使用、異ジャンルの4人ものアドリブソリストを配置した現在曲、そして、第149回定期演奏会もオズワルド・ゴリホフの現在曲2曲とコープランドの交響曲、いずれも超難曲を指揮者ステファン・アズベリー氏とチェロの横坂源氏が見事な演奏を披露してくれました。日本のオーケストラの時代の最先端を行くこれらの曲目でしたが、出口調査でもお客様の満足度の高さを示す言葉をいただき、皆様に大きな支持を持って迎えられました。
また、本回は、寄付金が個人2件、法人4件の計6件が寄せられ、本企画の意義と成果は大きなものがあったと確信しました。そして、最も大切なことは、お客様がコロナ禍などの日常のストレスをひと時でも忘れて楽しんでいただけたことではないでしょうか。
以上、これからの演奏活動に大きな指針を示していただいたき、更なる飛躍の糧となりましたことに感謝申し上げます。
コロナ禍であってもオーケストラ編成や曲目を変更せず、また中止も無く実施出来たことは幸いと思っておりますが、以前のように聴衆の方々、演奏者の方々がマスクをせずにお互いの表情を見て音楽を通して触れ合える何の制約も無い演奏会を開催出来る日が、1日でも早く戻って来てくれることを切に願う次第です。
山形市には、山形交響楽団というプロのオーケストラと山形フィルハーモニー交響楽団というアマのオーケストラがあって、毎年定期演奏会を行っているので、シンフォニーなどの演奏会は日常茶飯に行われている。いっぽう、少人数の演奏家による室内楽演奏会は数少なく、特に国内外の一流演奏家によるコンサートは、殆ど開催されることが無かった。そこで、山形における室内楽コンサートの振興を目指して、歴史的な建造物である「文翔館議場ホール」を会場にしてレベルの高い室内楽コンサートシリーズを企画した。その結果、2017年当時には、稀であった室内楽コンサートが、私共の企画に触発されるように増え始め、2022年現在では、極めて質の高い室内楽コンサートが市内の様々な場所で開催されるようになった。この様な現実を見るにつけ、文翔館室内楽シリーズを立ち上げて、所定の成果を上げたことに実行委員会一同は満足している。
活動をしてみて
八ヶ岳音楽祭in Yamanashの合唱団はこれまでボイストレーナー、合唱指揮者により磨き上げた歌唱力、音色で悲願であった待望のベートーヴェン作曲「荘厳ミサ曲」を3年かけて挑戦してきました、残念ながらコロナ過により2年間で2回の延期となり余儀なく演奏を断念いたしました。2021年は小編成でシューベルト作曲「ミサ曲第2番ト長調」本年、第15回2022年はモーツアルト作曲「レクイエム」の開催で新型コロナ感染の様子を見て開催しました。コロナが終息した時には山梨県では最初の難曲ベートーベン作曲「ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ)」の全曲を演奏する予定ですがまだ状況が厳しい状況です。2023年は地元八ヶ岳やまびこホールではステージ上が過密になり広い会場の甲府市YCC県民文化ホール会場でベートーヴェン音楽の神髄に迫ります。コロナ禍の中での演奏開催は入場制限、ゲスト宿泊費等経済的に厳しいですが企業メセナ協議会の寄付金により八ヶ岳音楽祭の灯を消すことなく開催出来たことが幸いでした。