・物語を説明する音楽を作るのではなく、その世界観や余韻や気配のようなものを音楽で表現する試みをすることで、こどもたちのより豊かな想像力を触発することができた。
・イギリスの子どもたちは、水戸の子どもたちが創作した歌や曲を聞くことで、歌詞やメロディー、音調などを通して、日本の楽器、文化や歴史を学ぶことができた。(2017年夏にイギリスのこどもたちが作った曲や音楽は水戸の子どもたちに届けられます)
・水戸のこどもたちが作った竹の楽器を日英の子ども達が共有することで、距離を超えて「お互いの土地に残る巨人伝説にまつわる音楽をつくる」という連帯感を生み出すことができた。
・すでにイギリスで多く活動をしている野村誠氏とやぶくみこ氏と恊働で活動することで、様々な専門家との新たなネットワーク形成が可能となった。
復興途上にある当町のリソース不足は深刻で、ハード面のみならず、人材面ですら「限られたものが全てを担わなければならない状況」が存在します。まずは1年間、無事に終えることができたという安堵の気持ちが強いというのが正直な気持ちです。
事業を展開する中、弊団体の危機意識に基づく行動(事業展開)は、なかなか推し量るのが難しい部分なのかと不安に駆られたこともありました。しかしながら、ご縁のある沖縄文化を活用しながら、町内の音楽文化を健全に育んでいくこと、町のために交流人口を拡大していくこと、同時に、沖縄・八重山とその文化に対し、少なからず恩返しすることは、困難でありながらも、必ずやらなければいけないことでした。
幸いにして、内外問わず関わっていただいた皆様からも評価いただき、また、新しい形での交流や事業構想も生まれ、次のステップにつなげることができそうです。ご支援いただいた皆様に、重ねて感謝いたします。
はじめてメセナ協議会に助成認定をいただいたが、正直、要領が分からず、無駄に終わってしまった。実際に協賛してくださったお店や企業は、メセナ協議会を通すことに「面倒」という意見が多く、活用できなかったことは残念だった。
演劇を創作しながら、寄付を募る活動も同時にこなすというのは非常に難しいと思っている。少し、ケアしてくださる担当の方がいれば、もう少し違ったのではないかと思う。
本活動を実施するなかで、当楽団の活動を深くご理解くださり、ご支援いただける企業や個人の方が増えてきていると実感しております。また同時にこの助成認定制度への認識も高まっていると確信しており、今後もさらに多くの方々に当団の活動理念にご賛同いただけるよう、活動して参ります。
活動をしてみて
今回、まったく集めることができなかったことは残念であり、その点の努力を重ねたいと感じた。