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活動者の声

新宿発信!世界の人形劇の旅「アート体験!国際フェスティバル」

活動期間2018年 4月 2日 ~ 2018年 11月 30日

活動をしてみて

本活動は舞台芸術と人形劇のすばらしさを、居住地に関わらず、普段劇場に足を運べない方々(お年寄り・親子づれ・会社員・外国人・障碍者)に届けるため、以下の5つのバリアフリーをコンセプトに臨みました。
【5つのバリアフリー】①会場のバリアフリー=どなたでもアクセス可能 ②対象年齢のバリアフリー ③言語のバリアフリー=言葉に頼らないプログラム・通訳配備 ④経済のバリアフリー=入場無料(A-hoj!新宿) ⑤居住地域のバリアフリー(日本公演ツアー)

【地域活性化】 新宿はじめ全国の劇場文化の活性化することも目的の一つです。東京都の劇場減少問題を契機に、新宿地域の私立劇場との連携を進めてきましたが、今回の具体的活動を通じて、近隣劇場(紀伊国屋ホール・紀伊国屋サザンシアター TAKASHIMAYA、全労済/スペース・ゼロ)との連携を発展させることが出来ました。新宿地域の各劇場はじめ、全国の連携劇場の集客も増加し、かつてない規模ので沢山の方に世界一流の芸術を届けることが出来ました。
 また、普段芸術活動に携わらない様々な異業種(商業関係者・看護師などの専門職)の方や地域の方々との協働した活動となり、地域の連携が一層広がり今後の活動の励みになります。
 「A-hoj!新宿」7月27~29日 3日間20プログラム34公演
一般入場者 のべ11,757名/参加者合計 12,000名。これはプーク人形劇場(定員106名)の年間来場者15,000人のおおよそ8割。
 「三銃士」全国ツアー公演 7月20日~8月26日 全国9都市12会場 31st 
全国の主要なフェスティバルとも連携し、各フェスティバルの海外大型作品のメインプログラムとして、注目を集めました。
【総入場者数:7,032名  12会場の平均観客動員率 103.23%】

【経済波及効果】 数値算出こそしていませんが、「A-hoj!新宿」の会場提供と協賛を頂いた新宿髙島屋スタッフからは、「新宿髙島屋開設して以来の最高の集客をもつイベントでした。集客数だけで十二分の経済効果があった。」との報告を頂きました。また、経済産業省よるプレミアム・フライディ実施状況の査察とも重なり、大臣自ら熱気あふれる会場へ来場していただきました。ツアー公演先でも、チェコからの本格大型人形劇の初来日作品として、各劇場・フェスティバルの活性化にも貢献しました。
【今後に向けて】
 本活動は、これまで取り組んできた国際交流活動の中でも、期間・規模ともにとりわけ大きな活動でした。おかげさまで沢山の方との連携の輪が広がり、今後の活動への大きな力となります。特に「A-hoj!」は、各団体からも第2回目の開催を求められています。一方で、大規模な活動であったため、当団体スタッフの負担が大きかったことが課題となります。今後は、広がった連携を力として、団体運営の質量ともに充実した体制づくりを進めていきたいと思います。

 そしてSOMPOアートファンドの助成を頂けたことにより、真夏の屋外イベントとして必須となる、酷暑対策のためのスポットクーラーや冷水機・冷蔵庫の借用など、他の助成金では対象となりにくい事柄への対応が出来ました。また、思い切った広報活動が行え、各地との連携が強化できました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

世界の人形劇プラットフォームプロジェクト~「ネヴィル・トランターの世界」

活動期間2019年 4月 1日 ~ 2019年 10月 31日

活動をしてみて

 世界最高の人形操作術と舞台理論によって、人形でしか表現できない人形劇芸術の奥深さと魅力を沢山の方に楽しんで頂きました。
 今回の活動の特徴は、作品鑑賞と共に、招聘芸術家を講師としてのワークショップを各会場で開催したことです。 前回の「マチルダ」公演の評判も高く、今までの人形劇ファンはもとより、ジャンルを超えた演劇界・芸能界の方々からの参加者の方が多く、ワークショップでも、初めて人形を触る方がとても多かったことも特徴的でした。
 活動を続けるごとに、日本中から、世界的に活躍する芸術家との交流を求める声がますます増えています。
 当団体の国際交流活動は、新宿地域や国内各地との連携を 進める上でも大きな推進力となっています。 今後も各地の要望に応えるためにも、人形劇芸術の可能性の追求を続け、その魅力を多くの方々に届けていきたいと考えています。今後も、今回の活動成果を次年度活動の一層の充実へと繋ぎ、大きなうねりとしてを創りたいと思っています。

「文化芸術の灯」を灯し続けるために~プーク人形劇場誕生50周年プレ企画

活動期間2020年 9月 1日 ~ 2021年 1月 31日

活動をしてみて

 当劇場では、感染防止ガイドラインに沿って、「プーク人形劇場感染防止対策」を講じ、一層万全な感染防止対策のもとに活動しました。
 また、「新しい生活様式」の下で、舞台芸術をあらゆる方に届けるために、映像配信事業に取り組みました。「新しい生活様式」において、作品の魅力を映像を介して発信することは、今後も必要不可欠になっています。
 本活動を通じて、これまで試行的であった配信活動のスキルアップにつながりました。

 今回は観客動員数を制限しての公演でしたが、当初の企画意図を達成できたと考ています。
 観客からも、コロナ過において、芸術鑑賞の機会自体が減少傾向の中、貴重な体験を生の舞台を楽しめる貴重な機会でしたとの評を頂き、概ね目標を達成できたと自己評価しています。

 配信映像では、観客の歓声も含めて収録するよう工夫をし、「子どもたちの歓声から、大人たちは勇気をもらった・」との声を頂きました。、画面越しにも臨場感あふれる映像として、作品の魅力と、舞台劇術のすばらしさを伝えることが出来たととらえています。
 動画をアーカイブ形式で配信することにより、作品の魅力を濃縮した映像を世界中へ発信できたことも、成果の一つだったと思います。

 今回の活動を通して得られた技術と経験をもとに、厳しい状況に置かれている芸術実演家への支援も含めた活動として、今後も発展に尽力していきたいと考えています。

までいの心 音楽祭

活動期間2016年 2月 6日 ~ 2016年 2月 6日

活動をしてみて

[活動を実施して]
 震災後、いまだ避難生活を余儀なくされている飯舘村村民をはじめ、福島県民の心の復興を願い開催。
 コンサート第1部では同県出身者に作詞・作曲等を委嘱した作品を福島高等学校合唱団が演奏。
また、飯舘村をテーマにつくられた「ときよめぐれ(までいのロンド)」では飯舘村立小学校の子どもたちと飯舘村の親善大使「までい大使」をつとめるシンガー・ソングライターYaeが共演した。
 コンサート第2部はYaeによる村への「贈り物」というテーマで演奏が行われ、聴衆を魅了しました。
 演奏に先立つ講演にて菅野典雄氏は「厳しい状況下ではあるが前を向き、『までいの村に 陽はまた昇る』を
コンセプトに復興を進めていきたい」とコメント。講演・演奏・終演後の交流会をとおして
出演者・聴衆が現況・復興に対しての想いを共有する機会となりました。

KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭

活動期間2015年 10月 20日 ~ 2017年 3月 31日

活動をしてみて

今年度開催した茨城県北芸術祭には77万6千人もの多くの方々にご来場いただいたが、この芸術祭がきっかけとなって、初めて県北地域を訪れたという方も多く、県北地域の魅力を知っていただく良い機会になったということも含め、地域全体のイメージアップにつなげることができた。また、地元の方々との交流も活発に行われたことで地域の活力の維持・向上につながったところ。
このように今回の芸術祭は、県北地域に新たな光を当て、交流人口の拡大による地域の活性化に寄与するとともに、地域の素晴らしさを改めて見直すきっかけともなり、住民の地域づくりへの気運を醸成するなど、大きな成果をあげたものと考えている。
今回の成果を一過性のものとせず、特に芸術祭を通じて培われた人と人とのつながり、地域づくりへの気運の高まりなどを絶やさぬよう、今後の県北地域の振興に生かしていくことが重要であると考えている。

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