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活動者の声

中川運河助成ARToC10採択事業「シネクドキズムII 〜人と神社と運河をつなぐ」

活動期間2018年 6月 23日 ~ 2018年 10月 13日

活動をしてみて

事業の成果・効果を3つの観点からご報告します。

①市民交流
こういった地域住民の方々がそれぞれ役割を持って、行われている神社の定例会や区政委員会に参加することで、まちづくりとは何かを考えさえられました。
神社の例祭や盆踊りなどに参加し、驚いたことは、地元の子供達が楽しみにしていたと言わんばかりの古き良き盆踊り大会が、名古屋駅に近い場所で行われていると言うことでした。自分が子供の頃に田舎の祖父母に村で行われていた盆踊り大会が思い出されました。

②創造活動
今回、ダンスが入ったことにより、作品のクライマックスがより力強く、私の描いていた世界観が引き締まりました。また、会場となった西宮神社の荘厳な雰囲気が、作品の緊張感高め、上演の1時間強の間、一体感が生まれた理想的な空間を作り上げることができたと感じております。
他分野の芸術と作品を作る際に、いつも考えることですが、アーティストとしての課題として、今回もまた新しいチャレンジをしたことで、次の公演に向けてこの作品のポテンシャルを高めることができました。またそれが、これから作曲する他の作品にも良い刺激となると思います。

③地域への根付き
「3個別事業の実施内容」内に記載があるように公演だけではなく、座談会などを定期的に行った結果、氏子総代の皆さま、西宮神社氏子地区の町内会長さんたちが本当に盛り立ててくださいました。
寄付を集めるために、近隣企業をご紹介くださり、挨拶に同席してくださったり、区政委員会へのプレゼンの手配、地域消防団の皆さまをご紹介いただいたりと、お力添えいただきました。おかげで、観客の6割は地元の方にご来場いただき、西宮神社の新しい魅力をお伝えできたと自負しております。氏子の皆さまからは、神社にあれだけの舞台ができ、1時間強の間、みんなが作品に集中し、素晴らしい空気が流れていたと喜んでいただけました。また、消防団の副団長さんからは、地域でこのようなイベントを行い、消防団の協力を仰ぐのは、団員の励みになり、また減りつつある団員の人員確保にも繋がっていくと仰っていました。
これらを受け、今までただ役割として行っていた活動を本事業をきっかけに皆さんに気づきが生まれ、自分たちの役割に意味ができ、今後の活動に良い影響に結びつくのではと期待を寄せております。

パークジャズライブ

活動期間2016年 2月 1日 ~ 2016年 7月 31日

活動をしてみて

開催期間としては従来7月の2日間の開催としてきましたが、参加希望者増加の需要に応えるため、また、増加する外国人観光客が楽しめる場を少しでも多く提供し、もって街により大きな賑わいを与え活気づけるものとして、4日間に拡大して実施いたしました。参加者は過去最多となる360組が集まり、北海道内を中心に東京都、大阪府、岩手県などを含めた1都1道2府7県から、また海外はニューヨーク、ロンドン、オスロからも参加があり、市民参加の需要の高まりとともに、全国的な認知度の向上と海外プロモーションの成果を強く感じる結果となりました。また、市民ボランティアは約200名が参加し、広報やイベント進行、カメラマンとしての記録撮影などイベント運営の中心となって活動を行い、参加者とともに市民が自ら作り上げるイベントとして文化活動機会の提供に貢献いたしました。
コンテストでは、事前の音源審査を通過した10組による白熱の演奏が繰り広げられました。いずれの出演者も表現力豊かで演奏技術は高く、優勝したバンドはもちろんのこと、惜しくも選ばれなかった出演者についても、次世代の文化芸術の担い手としてトップレベルの演奏家によるコンテストとなりました。

パークジャズライブ

活動期間2017年 4月 20日 ~ 2018年 2月 28日

活動をしてみて

演奏者については道外からの参加者も増え、東京・大阪府をはじめ1都2府11県から53組200名以上が参加した。また、来場者は4日間で126,371人に及び、これら来場者による移動宿泊、飲食店での消費など経済効果への寄与、観光面における札幌・北海道の地域ブランドの創出にも貢献することができた。
さらに、波及的な効果として、このイベントに連動し、すでに活動を始めている十勝管内の広尾町と幕別町、空知管内の砂川市、後志羊蹄山麓の周辺地域の子どもたちにも参加いただき、各地域の活動と当該事業を結びつけることができた。

第31回国民文化祭・あいち2016

活動期間2016年 4月 13日 ~ 2017年 3月 6日

活動をしてみて

主な成果
○ 文化活動への参加意欲の喚起
 多くの来場者が会場へ足を運び、様々な文化に触れることにより、文化活動への参加意欲の喚起につながった。アンケートでは、来場者の半数以上が「文化芸術に親しみ、楽しむ契機となった」と回答したほか、「自分も新たに文化活動に取り組みたいと思った」との回答も見られた。

○ 地域文化の魅力の再認識・再発見
 アンケートでは、県内来場者の4割以上が「古くから受け継がれている地域独自の文化がたくさんあることがわかった」と回答、約3割の方が「全国に誇れる魅力的な文化があることがわかった」と回答するなど、地域文化の魅力を再認識、再発見する機会となった。
 また、県外からの来場者の3割以上が「(愛知には)全国に誇れる魅力的な文化があることがわかった」と回答しており、本県の多様な文化を全国に発信する良い機会ともなった。

○ 文化の次代への継承
 出演団体に対して行ったアンケートでは、約3分の1の団体で20代以下の若い世代が参加するなど、幅広い世代の参加がみられた。
 特に、「伝統文化・郷土芸能」の分野では、20代以下の若者が参加する団体が6割を超え、こうした団体の活動を多くの来場者に紹介することにより、地域の文化を次代に継承していく意識の醸成が図られた。

○ 新しい文化の創造・展開
 「閉会式・フィナーレステージ」や県実行委員会主催事業「伝統と創造フェスティバルあいち」では、伝統文化と現代文化が融合したパフォーマンスが披露され、新しい文化の創造や展開へつながるものになった。
  また、各市町村では、国民文化祭の開催を機に、これまでになかった新たな文化事業が企画された。国民文化祭が、地域の文化を見直すきっかけとなるとともに、地域における新たな文化創造の契機となった。

第六回 高円寺演芸まつり

活動期間2016年 2月 5日 ~ 2016年 2月 14日

活動をしてみて

(1)観客アンケート結果
「初めての寄席」で多かったのは「良かったのでまた来たい」というご意見でした。特に親子連れでは子どもが喜んでいたというご意見が目立ちました。また、会場が小さい分、落語家との距離が近く、細かい仕草まで確認できてよかったというご意見もありました。
(2)出演者アンケート結果
お客様の雰囲気が良かったというご意見が多かったです。出演者側から見ても、落語愛好者と落語初心者が半々くらいという印象を受けたようです。芸人の中でも「高円寺演芸まつり」の認知度が高まってきていることがうかがわれる内容が多かったです。
(3)ボランティアアンケート結果
全ての参加者が、参加して良かったと答えてくれています。特に落研の大学生は貴重な体験をさせてもらったと感謝をしているようです。

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