ミラクルシリーズ今回は『クリスマス』を題材にサンタクロースとともに世界のクリスマスを巡るように、物語性をもたせ1幕物のオリジナルオペラに仕立てた。
親子やファミリーで来場していただけるようにいただきたいと、例年のこのシリーズより入場料を安く設定した。
アンケートでは「いろいろな世代の方が楽しめて良いコンサートだったと思います」「歌がとてもよかったです」「客席近くで歌声が聞けて良かった」「子ども達がとても楽しそうに歌っていて癒されました」「構成が面白くて楽しめた」など うれしい声をたくさん頂戴することが出来た。
本事業では大阪市中央公会堂での定期演奏会を計3公演を実施した。いずれの公演もバロック時代や古典派時代の仕様の楽器を使った本格的な公演であり、来場者からのアンケートや直接のご意見での満足度も高かった。第309回公演より公演内容に合わせた会場でグラスワインの販売(ワインショップマチュールによる販売)が始まり、会場の雰囲気は以前よりも活気が出てきている。
当協会の取り組みはポピュラー音楽のように興行として成立させることが難しいため、このような形でご寄付を頂きながら活動が継続できることは大変ありがたいことであると感じている。
この芸術祭は、「3年に一度のイベント」とするだけでなく、芸術が持つ人を惹き付ける強い力と情報力を最大限に活かし、市民のシビックプライドの醸成へと繋げるとともに人々の流動を市内の消費へと結びつけ、地域経済の再生を目指すことにある。
来場者の反応、マスコミ、メディアの評価、協賛企業の皆様のご意見、経済波及効果分析調査結果などを鑑みると、芸術祭が持つ発信力や集客力の根源はアートが持つ力にあり、この強い力が大町市の良さを引き出し、この地域の魅力を広く発信することにより、さらに効果を増幅させていくこのスタイルが人々の交流を巻き起こす力となったことを市民の皆様と共有できたと考えており、一定の目的が果たせたものと捉えている。また、作品制作からサイト運営までお手伝いいただいたボランティアサポーターの皆様と芸術祭の運営を通じた市民との交流は、大変良い機会となり、その他にもタイアップイベントやパートナーシップ事業への参画のほか、各種団体によるおもてなしやふるまいなど、地域が一体となって芸術祭を大いに盛り上げていただいた。この温かなおもてなしは、アート作品とともに大町市の魅力として、来訪者の心に十分伝わったものと考えている。これらの貴重な経験をかけがえのない財産と捉え、将来の大町市の発展へとつなげていく。
古典音楽のスペシャリストとして知られる指揮者の鈴木秀美とは毎年共演を重ねている当楽団ですが、173回目の定期演奏会となる本公演も大変充実したコンサートとなりました。
前半はいずれもハ長調で書かれたモーツァルトの交響曲第28番とオーボエ協奏曲をプログラミングしましたが、交響曲ではスコアにはないティンパニのパートを鈴木秀美自らが補筆した楽譜によって演奏した貴重な機会となりました。オーボエ協奏曲は当楽団の首席奏者を務める石井智章がソリストを務め、伸びやかな音色とオーケストラの仲間との温かなアンサンブルをお聴きいただきました。いずれもピリオド的な奏法とアプローチを取り入れ、ヴィブラートを抑えたピュアな音作りで洗練されたモーツァルトとなりました。
後半はプログラムのメインとなる初期ロマン派のメンデルスゾーンの『スコットランド』交響曲。厳かな響き、熱狂、哀愁、起伏に満ちたダイナミックな音楽運びで、会場は湧きに沸きました。鈴木秀美がイメージする音楽的風景を楽団員が共に心の中で描き、エネルギーが渦巻いて表し出された名演となりました。
いずれの曲でも大きな喝采をいただき、当楽団の想いを聴衆の皆様に感じていただけたこと、また、幅広い層の方々に良質なクラシック音楽をお届けするという使命が達成されたことを実感しております。そして何よりも、多くの法人・個人の皆様方から寄付金が寄せられ、当楽団の演奏活動をご支援いただき、本事業の意義と成果の結実を確信しております。ご寄付をいただきました皆様、企業メセナ協議会様に深く感謝申し上げます。
活動をしてみて
最大 25 万人としていた想定の 2 倍以上となる延べ約 52 万人(会期 58 日間)が来場し、県内外の人々に県北部の魅力を体感してもらうとともに、地元の人々にとっても地域の魅力を再認識し、シビックプライドの醸成に繋がる機会となった。
作品制作やイベント実施、会場運営などにおいて、大学や企業など多くの地元関係者の協力を得ることができ、県北部における新たな協働の基盤を構築することができた。
経済波及効果が約 38 億円、パブリシティ効果(広告費換算額)が約 23 億円であり、県内経済への好影響が確認できた。