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活動者の声

「同人雑誌から新たな文芸潮流を」 第5回全国同人雑誌会議・第2回全国同人雑誌協会総会

活動期間2022年 11月 20日 ~ 2023年 10月 31日

活動をしてみて

⚫️本会議のビックイベントである 【シンポジウム】は「同人雑誌から新たな文芸潮流を」をめぐって、パネラーが議論した。
⚫️パネラーは、マキノ出版代表取締役・佐久間憲一郎氏、三田文學同人雑誌担当・作家・四国大学教授・佐々木義登氏、大阪文学学校事務局長・小原政幸氏・「北方文学」同人・柳沢さうび氏、「四人」主宰者・山本悦夫氏、「飛行船」主宰・竹内菊世氏、「九州文学」同人・八重瀬けい氏が着席し、司会は五十嵐勉全国同人雑誌協会代表理事であった。パネラーはそれぞれの立場から、現状報告と、活字文化衰退の中で同人雑誌の活力があれば未来は明るいとの希望と期待が語り合われた。
牧野氏は、現在の書店とその流通が抱える問題など活字出版の現状を報告した。
佐々木氏から、「三田文學」で同人雑誌評を担当している立場から同人雑誌の現在をどう捉えているかについて発言があった。
小原氏からは、大阪文学学校の創作道場の現場からの熱気について発表があった。
柳沢さうび氏からは、北陸の同人雑誌事情と高校生の文学コンクールをすることの展望について発表があった。
竹内菊代氏からは、今後の同人雑誌の発展にどういうことをしたら期待できるか可能性の発表があった。
八重瀬けい氏からは、九州の同人雑誌事情の発表があった。
最後に、佐久間憲一氏が全体をまとめ、気概を持って、いい作品を、同時に誰かに読んでもらう、多くの人に読んででもらうという手立てを今の時代にマッチした形で考えていかなければならないとした。

工芸英訳ガイドライン第2弾 制作&普及事業

活動期間2021年 4月 1日 ~ 2023年 9月 30日

活動をしてみて

国内に共感者がほぼいなかったこの事業が、成果が積み上がるごとに国内でも課題の存在に気づき、改善に向け次の展開を協働できそうな方がようやく増えてきた。講演などの口頭で伝える機会と、書籍版の発行がカギとなった実感がある。
成果物のガイドラインは、当社団法人のwebサイトにてpdfの無料公開を行っているが、手に取れる書籍版の有用性もとても高いことを改めて認識した。※工芸英訳ガイドライン第2弾ダウンロード版公開サイト https://thecreationofjapan.or.jp/project_info/2092
書籍版を受け取られたスミソニアン博物館の国立アジア博物館館長には絶賛いただき、今後の協力関係が見込めることとなった。
本事業草創期から協力いただいたソフィ•リチャード氏(フランス人美術史家、美術ジャーナリスト)は、分野別対訳表のロールモデル「加賀象嵌編」を世界中の著名美術館、主要な研究機関に知らせる価値がある、と示唆をくださった。

関係者とのオンライン説明会などを今後も開催していく予定。
広報活動は、プレスリリース/ニュースリリース配信サービス@pressを利用して、プレスリリースを配信した。https://www.atpress.ne.jp/news/362923
また、印刷した書籍版冊子を配布する活動も引き続き行っていく。

六華苑 舞楽会

活動期間2023年 5月 13日 ~ 2023年 11月 12日

活動をしてみて

来年で20年を迎える当舞楽会は、本年度の開催をもって、現代に伝わる雅楽の演目をほぼ上演することができた。屋外上演の醍醐味で、春の舞楽会は初日午後から突然の豪雨となり、舞台道具が濡れるなどの被害もあったものの、これまでの経験を活かして継続できるよう精進している。子供たちの出演も多くなり、舞台が華やぐ機会も増えて、今後の活躍を期待したい。

令和5年 北海道 語り継ぐ北の歴史的文化財と舞踊を世界へ 小樽編

活動期間2023年 2月 22日 ~ 2023年 9月 16日

活動をしてみて

● 9月15日公演
小樽ジャーナル様の取材があり、後志管内より多くの方が来場されました。 
舞踊と現代アート映像を組み合わせた公演は初めて観覧される方が多く、感動されたとの感想を多くもらい次回の公演の予定、場所など問い合わせが寄せられました。
これまでにない、演出及び演奏、野外公演という環境での公演は、大人、子供が楽しめる文化公演でございました。

● 9月16日公演
小樽市内をはじめとする、小学校中学校、18歳以下の方を招待し多くの若い方に、松前神楽の迫力ある演舞そして、裏千家のお抹茶の呈茶の席、お琴の音色など文化を五感で感じていただきました。

子どもと舞台芸術大博覧会2023 in NIIGATA

活動期間2022年 10月 17日 ~ 2023年 11月 30日

活動をしてみて

「子どもと舞台芸術大博覧会2023 in NIIGATA」を開催しました。りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館と新潟市音楽文化会館を全館借り切り、「舞台の森」(子どものための舞台作品26ステージ)、「あそびの森」(子どもの創造力・想像力を刺激するあそびのプログラム)、BABYの森(赤ちゃんのためのアートスペース)、まなびの森(子どもと文化についてのシンポジウム)と、4つのジャンルに応じたプログラムを企画しました。
「経済の格差を体験の格差にしない」をモットーに、本制度の助力を得て、多くの企業や個人の方から協賛金を頂きました。
コンサートホールで開催した「わいてくるくるおんがっかい」(ロバの音楽座)には、1000席の招待券を配布。告知からあっという間に申し込みで埋まり、多くの子どもたちに、初めての舞台芸術体験を届けることができたことは、何よりもの成果でした。市民の方からの期待の高さ、潜在的なニーズのあることも伺えました。
全体として、市内の学校からのチラシ配布の他に、地元メディアでの丁寧な広報発信が功を奏し、無料のプログラムはもちろんのこと、有料の各プログラムも盛況で、舞台を観て、遊んで、1日たっぷり会場で過ごす子どもたちの姿が多く見られました。
当日アンケートにも「“一日中遊べる”、まさにその通りでした。子どもも大人も目がキラキラ☆彡普段味わうことのできない劇を観れたり、劇までの間もたくさんのワークショップを楽しめました」「あちらこちらにアートがあり、楽しい声が聞こえ、子どもたちが遊んでいる!素晴らしい空間をありがとうございました」などの感想が寄せられました。
4日間で11,378人の参加があり、特に「はじめてりゅーとぴあを訪れた」人が多かったのは特徴的でした。
同じく主催であった公益財団法人新潟市芸術文化振興財団、にいがた森もりサポートチーム、共催の学校法人新潟清陵学園の方々の尽力は、新潟の子どもたちにとっては大きな力となりました。今後もそのネットワークが継続し、新潟の子どもと文化発展につながることが期待されます。

来年度は岡山市での開催が決まっています。今後もより多くの子どもたちに文化芸術体験が届けられるよう、全国各地での開催を進めてまいります。

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