主な成果
○ 文化活動への参加意欲の喚起
多くの来場者が会場へ足を運び、様々な文化に触れることにより、文化活動への参加意欲の喚起につながった。アンケートでは、来場者の半数以上が「文化芸術に親しみ、楽しむ契機となった」と回答したほか、「自分も新たに文化活動に取り組みたいと思った」との回答も見られた。
○ 地域文化の魅力の再認識・再発見
アンケートでは、県内来場者の4割以上が「古くから受け継がれている地域独自の文化がたくさんあることがわかった」と回答、約3割の方が「全国に誇れる魅力的な文化があることがわかった」と回答するなど、地域文化の魅力を再認識、再発見する機会となった。
また、県外からの来場者の3割以上が「(愛知には)全国に誇れる魅力的な文化があることがわかった」と回答しており、本県の多様な文化を全国に発信する良い機会ともなった。
○ 文化の次代への継承
出演団体に対して行ったアンケートでは、約3分の1の団体で20代以下の若い世代が参加するなど、幅広い世代の参加がみられた。
特に、「伝統文化・郷土芸能」の分野では、20代以下の若者が参加する団体が6割を超え、こうした団体の活動を多くの来場者に紹介することにより、地域の文化を次代に継承していく意識の醸成が図られた。
○ 新しい文化の創造・展開
「閉会式・フィナーレステージ」や県実行委員会主催事業「伝統と創造フェスティバルあいち」では、伝統文化と現代文化が融合したパフォーマンスが披露され、新しい文化の創造や展開へつながるものになった。
また、各市町村では、国民文化祭の開催を機に、これまでになかった新たな文化事業が企画された。国民文化祭が、地域の文化を見直すきっかけとなるとともに、地域における新たな文化創造の契機となった。
(1)観客アンケート結果
「初めての寄席」で多かったのは「良かったのでまた来たい」というご意見でした。特に親子連れでは子どもが喜んでいたというご意見が目立ちました。また、会場が小さい分、落語家との距離が近く、細かい仕草まで確認できてよかったというご意見もありました。
(2)出演者アンケート結果
お客様の雰囲気が良かったというご意見が多かったです。出演者側から見ても、落語愛好者と落語初心者が半々くらいという印象を受けたようです。芸人の中でも「高円寺演芸まつり」の認知度が高まってきていることがうかがわれる内容が多かったです。
(3)ボランティアアンケート結果
全ての参加者が、参加して良かったと答えてくれています。特に落研の大学生は貴重な体験をさせてもらったと感謝をしているようです。
「現代演劇表現の中で、最も発達した表現芸術は人形劇である。」
この命題を証明すべく、人形での表現を追求した作品を沢山の方に鑑賞していただいた。近年続けて取り組んできた、海外選りすぐりの人形劇の紹介と芸術家との交流は、参加者数・活動期間とも拡大傾向にあったが、今回の活動は特に、公演数・入場者数・ワークショップ参加者・招聘者の滞在期間、活動のすべてが従来の実績を大きく上回る実績となった。
全国各地においては、まだまだ芸術家との国際交流の機会は少ないが、全国的な高いニーズを実感している。各地の要望に応え、今後も人形劇芸術の魅力を広めるとともに、芸術の可能性を追求していきたい。また、地域との連携を進める上でも、国際交流活動は大きな推進力となっている。
今回の活動成果を次年度活動の一層の充実へと繋ぎ、大きなうねりとしてを創りたい。
【参加者からのアンケート~一部抜粋】
「初めての海外作品を人形劇で鑑賞できた。言葉を超えたメッセージに笑いと涙が止まらなかった」「論理的な演劇表現、人形のpowerに脱帽」(マチルダ公演・ワークショップ)「ブルガリア語と日本語の共演の舞台が、作品のテーマ~猫とカモメの共存、種を超えた共栄~と重なる。とても素晴らしかった」「なんて自由な発想(人形造形)文句なしに面白い!」
そして、ソフィア人形劇場との共同制作作品「カモメに飛ぶことを教えたドラ猫の物語」は、2018年9月にブルガリア・ソフィアで開催される国際人形劇フェスティバル(パペット・フェアー)への招待を頂き、ブルガリア本国でも凱旋公演をする運びとなった。他にクロアチア・ザグレブ(第51回PIF国際演劇祭)での公演も決まり海外ツアー公演へと拡大。文化庁からの支援も頂き、只今その準備を進めている。
本活動は、損保アートファンドのサポートがなければ取り組めなかった活動であっただけに、2018年度活動につなる成果を作れたことに、実施団体として素直に喜びたいと思います。そして、深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
本活動は舞台芸術と人形劇のすばらしさを、居住地に関わらず、普段劇場に足を運べない方々(お年寄り・親子づれ・会社員・外国人・障碍者)に届けるため、以下の5つのバリアフリーをコンセプトに臨みました。
【5つのバリアフリー】①会場のバリアフリー=どなたでもアクセス可能 ②対象年齢のバリアフリー ③言語のバリアフリー=言葉に頼らないプログラム・通訳配備 ④経済のバリアフリー=入場無料(A-hoj!新宿) ⑤居住地域のバリアフリー(日本公演ツアー)
【地域活性化】 新宿はじめ全国の劇場文化の活性化することも目的の一つです。東京都の劇場減少問題を契機に、新宿地域の私立劇場との連携を進めてきましたが、今回の具体的活動を通じて、近隣劇場(紀伊国屋ホール・紀伊国屋サザンシアター TAKASHIMAYA、全労済/スペース・ゼロ)との連携を発展させることが出来ました。新宿地域の各劇場はじめ、全国の連携劇場の集客も増加し、かつてない規模ので沢山の方に世界一流の芸術を届けることが出来ました。
また、普段芸術活動に携わらない様々な異業種(商業関係者・看護師などの専門職)の方や地域の方々との協働した活動となり、地域の連携が一層広がり今後の活動の励みになります。
「A-hoj!新宿」7月27~29日 3日間20プログラム34公演
一般入場者 のべ11,757名/参加者合計 12,000名。これはプーク人形劇場(定員106名)の年間来場者15,000人のおおよそ8割。
「三銃士」全国ツアー公演 7月20日~8月26日 全国9都市12会場 31st
全国の主要なフェスティバルとも連携し、各フェスティバルの海外大型作品のメインプログラムとして、注目を集めました。
【総入場者数:7,032名 12会場の平均観客動員率 103.23%】
【経済波及効果】 数値算出こそしていませんが、「A-hoj!新宿」の会場提供と協賛を頂いた新宿髙島屋スタッフからは、「新宿髙島屋開設して以来の最高の集客をもつイベントでした。集客数だけで十二分の経済効果があった。」との報告を頂きました。また、経済産業省よるプレミアム・フライディ実施状況の査察とも重なり、大臣自ら熱気あふれる会場へ来場していただきました。ツアー公演先でも、チェコからの本格大型人形劇の初来日作品として、各劇場・フェスティバルの活性化にも貢献しました。
【今後に向けて】
本活動は、これまで取り組んできた国際交流活動の中でも、期間・規模ともにとりわけ大きな活動でした。おかげさまで沢山の方との連携の輪が広がり、今後の活動への大きな力となります。特に「A-hoj!」は、各団体からも第2回目の開催を求められています。一方で、大規模な活動であったため、当団体スタッフの負担が大きかったことが課題となります。今後は、広がった連携を力として、団体運営の質量ともに充実した体制づくりを進めていきたいと思います。
そしてSOMPOアートファンドの助成を頂けたことにより、真夏の屋外イベントとして必須となる、酷暑対策のためのスポットクーラーや冷水機・冷蔵庫の借用など、他の助成金では対象となりにくい事柄への対応が出来ました。また、思い切った広報活動が行え、各地との連携が強化できました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
活動をしてみて
演奏者については道外からの参加者も増え、東京・大阪府をはじめ1都2府11県から53組200名以上が参加した。また、来場者は4日間で126,371人に及び、これら来場者による移動宿泊、飲食店での消費など経済効果への寄与、観光面における札幌・北海道の地域ブランドの創出にも貢献することができた。
さらに、波及的な効果として、このイベントに連動し、すでに活動を始めている十勝管内の広尾町と幕別町、空知管内の砂川市、後志羊蹄山麓の周辺地域の子どもたちにも参加いただき、各地域の活動と当該事業を結びつけることができた。