2015年京都から3か年計画で始まった、工芸の祭典、21世紀鷹峯フォーラム。「100年後の工芸」のために、従来の枠組みを超えた連携を呼びかけ、会期中、趣旨に賛同し連携に参加する機関の自主的な事業実施と、鷹峯ならではの横断的な組み合わせによる各種の新しい取組となる事業実施によって構成されています。2016年の今回、工芸の美術館博物館が林立し教育機関・研究機関を多数擁す工芸の集積地であり「消費地」である東京では、良き使い手を増やすため工芸と現代生活を繋ぎなおす案の構築、連携規模の拡大とともに産業界の参加を仰ぐこと、京都・東京・石川金沢を中核に全国に連携関係を構築する機会となることを副目標とし企画いたしました。100の連携を目指してスタートし、最終的には111の機関の参加があり、そこでは複数の作り手団体、教育機関、文化系・産業系の振興団体が横断的に協力し合う関係ができました。なお、優良著名企業の皆様に祭典へのご協力をいただくことができ、予想よりも大幅に経費を抑えて開催することができました、今後も産業界のみなさまには、積極的に日本の工芸をインスパイアし高揚し活用する事業構築にご参加を仰ぎたいと考えております。全国に連携関係を拡げていく活動はまだまだ始まったばかりで小さいと言えますが、来年の石川・金沢における第三回においては「工芸と観光」元年として、全国規模のネットワーク構築を目標に活動を続けてまいります。
本実行委員会の活動が企業メセナ協議会によって2021ArtsFundの認定を受けていることは誠にありがたく、2軒がこの制度を通じて資金提供をくださいました。活動型ファンドとして、次年度の石川・金沢においての活動もご支援をいただきたくどうぞよろしくおねがいいたします。
助成認定制度の利用により、前年度に比べ、高額(1万円以上)の寄付者数が増えた。
ぜひ継続して本制度を利用していきたい。
今回、初めてメセナ協議会の認定を頂きました。助成をお願いするという初めての試みに挑戦してみて「この活動があったからこそ、真剣に色んな方達に向き合っていけた」と思っています。
いかに日頃から人とのつながりを大切にしていかなければならないかという事を改めて学んだ思いです。結果、3件の助成を頂きました。感謝の思いでいっぱいです。
それだけでなく、「人材育成」「社会貢献」「レビューの発展」という目標を掲げ、自分達だけでなくもっと広がりをもった活動に出来たのではないかと思っています。
当助成制度を利用した寄付者・寄付金額共に、昨年度より増加した。
また昨年度から継続の寄付者も多く、当事業における助成制度の定着を感じた。
ただ寄付金額規模に対する手数料の負担が大きいため、
次年度の利用については、寄付者からのアンケートを踏まえて検討していきたい。
活動をしてみて
活動を通して以下の効果を感じています。
1. 淡路島の交流人口の増加
・淡路島内通常パフォーマンス:約36300人
・島外プレイベント:約14100人
・その他島内:約8475人 合計:約59175人→約1ヶ月間を通して、島内外から約6万人の方にご来場頂いた。
★参考 アンケートの結果(207名の方にご協力いただきました!)
・お客様のご出身は、淡路島:57.6%、兵庫県:12.5 % 、大阪:11 % 、その他の県:18.8 %
・会場にご来場いただいた目的は、アートサーカス:54.6%、その他:45.4%
2. 淡路島の文化発展、国際的な教育の発展
淡路島の様々な場所で毎日行う通常パフォーマンスはもちろんのこと、昨年に引き続き地元イベントに参加、学校訪問や昨年より多くのホテルでの公演、ワークショップを通して島外島内様々な人との交流を深めた。観客の方々は海外アーティストのパフォーマンスを見て彼らと交流することで普段触れることの出来ない海外文化に触れる良い機会となった。学校訪問公演では、アーティスト達がパフォーマンスを披露するだけではなく母国の文化をプレゼンテーションし、実際に彼らのパフォーマンスを体験するワークショップを実施することで、文化交流、国際的な教育の機会となるとともに、自分を表現する練習にも繋がった。
3. 他芸術祭との交流、他県のイベントに参加による淡路島の認知度向上
淡路島内だけでなく、兵庫県六甲山で行われた「六甲ミーツ・アート芸術散歩2017」と連携しアートサーカスのアーティストが同イベントに出演。また京丹後の西日本最大の道の駅、丹後王国「食のみやこ」のイベントへ参加。島外からの淡路島への注目度向上に貢献した。
4. 文化拠点誕生、世界に向けた地域の情報発信
アーティストが長期間住みながら芸術活動を行う施設は地域の文化拠点となり、そこから地域・芸術・文化についても様々な情報が世界に向けて発信された。海外のアーティストが期間中はもちろん、帰国後も、日本での経験談や淡路島の魅力を普及させ、淡路島の認知度を高めた。今年は、ご協賛いただいた企業様の商品や観光施設様での体験もアーティスト全員に発信をしてもらうことで、海外での淡路島の名産品や観光施設の認知度向上に繋がった。