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活動者の声

山田町石碑悉皆調査資料整備及び報告会開催事業

活動期間2018年 8月 1日 ~ 2019年 4月 30日

活動をしてみて

本事業によって、平成23年から始めた町内石碑悉皆調査事業が一区切りをつけることができた。
また、調査成果報告会を開催することで、東日本大震災で失いかけた地元の歴史や文化を、未来へ伝える石碑を守り伝えることの大切さを町民に訴えることができた。

第5回いしかわ国際ピアノコンクール ~感動をとどけよう~

活動期間2018年 2月 28日 ~ 2021年 3月 31日

活動をしてみて

これまで(第1回~4回)開催した中で一番レベルが高く、主催者としては大変嬉しく思っております。特に、韓国の中学生のレベルの高さには驚きました。そのような素晴らしい演奏を、地元のピアノ指導者、子どもたちが聴いて刺激を受けたことは、石川県のピアノ芸術のレベルアップに繋がるものと思っております。このことは、当協会の地元の音楽文化発展に貢献するという役割に値すると確信しました。
音楽の友 11月号に「幅広い年齢層に門戸を開き、充実した演奏を聴かせた各部門の入賞者たち」と掲載されました。
Jr.Ⅰ・Jr.Ⅱ・Jr.Ⅲの入賞者は、この後、歴史ある学生音楽コンクールや日本音楽コンクールなどの全国大会で入賞している。また、このいしかわ国際ピアノコンクール出身者6名が、今年ワルシャワで開催されるショパン国際ピアノコンクールの予備予選に通過していることは、主催者としては喜ばしいかぎりです。

じゃんがら念仏踊りの継承活動

活動期間2018年 7月 14日 ~ 2020年 12月 31日

活動をしてみて

芸能をやりたいと思っている人が想像以上にいることがわかりました。彼らは自分の地域に芸能がない、やりたくてもどこに行けば・誰に言えば良いのかわからない、きっかけがない、入会までのハードルが高いという課題を持っていることがわかりました。一方で、芸能の継承団体は会員を増やしたくても地域に縛られていたり、具体的にどこに向けてどういう方法で会員募集の発信したら良いのかがわからないという課題があります。やりたい人と芸能を繋ぐ仕組みが私達の地域にはないという課題が可視化されました。

当会は地域に縛られない愛好会のため、誰でも受け入れています。盆まわりをしてみたい人は親団体へのアシストというかたちで体験の機会を提供でき、「保存会に入ると活動として重くなるので体験的に盆まわりをしてみたい」という声への対応も結果として可能になりました。これは、親団体にとっても人数補強できる点でメリットに繋がっています。

また、じゃんがら念仏踊りは夏の芸能のため、継承団体の多くはそれ以外の時期に活動をしません。時期外れの披露や体験講座の対応ができる団体が少なく、当会がカバーできているのも好きな人が集まってつくる愛好会のメリットと感じます。

こういった性質の団体は、当会に限らず今後あったほうが、継承という意味で有用と感じています。

歴史と文化の体験プログラム「五十集夜情」【黒森神楽×映画『廻り神楽』 演舞と上映】

活動期間2018年 7月 20日 ~ 2018年 12月 21日

活動をしてみて

人口減少とともに郷土芸能の継承が難しくなると同時に、観客も高齢化しており、郷土芸能の体験プログラムを通して、踊り手と観客、その双方の担い手を育成していくことを目的として実施する歴史と文化の体験プログラム「五十集夜情」は、今回そのスタートアップ事業として開催されました。

江戸時代に建てられた蔵の中で特設ステージを設置し、雰囲気ある蔵内と電球色の照明とが神楽の演舞とても合って、印象深い特別なプログラムとなりました。

ドキュメンタリー映画「廻り神楽」の上映からは、神楽の深い精神性を学び、クロストークでは、神楽衆の私生活など、普段の一面を垣間見ることができ、お客さんも楽しんでいました。
体験プログラムでは演舞と一緒に、岩手の郷土芸能の第一人者である阿部武司さんの豊富な知識をもとに解説が行われ、演目や所作について理解を深めることができました。
また、伝統食のお振る舞いも行い、宮古地方に古から伝わる料理を皆さんに味わっていただきました。地域の自然環境や文化が色濃く反映されている伝統食は、重要なテーマとして、シネマ・デ・アエルで取り組みを行っていく予定です。

今回、運営者のみならず来場者に濃密な体験を提供し、演者との交流の場を創出できたことは、とても有意義なことでした。事業としての成り立たせることや、集客の方法(若い世代を取り込むこと)、プログラム内容の充実など、課題もはっきりと見えてきたことで、今後の活動の活かしたいと思います。

シネマ・デ・アエルでは今後発展的に、観客と若手演者の育成機能を持った文化研究プログラムの定期開催をめざしており、今年2019年2月は三陸国際芸術祭が宮古市で開かれ、東屋も会場の一つになっています。
インドネシアの女性舞踏家や宮古市川内に古くから伝わる鹿子踊りの演舞、三陸の郷土芸能の記録映像の上映等のが行われる予定です。
今後も宮古の歴史と文化をより深化させ、郷土芸能のファンや支援者を醸成し、後継者を発掘・育成していくきっかけを与える空間に育てるよう努めたいと思います。

荒神社例大祭への参加

活動期間2018年 8月 1日 ~ 2019年 8月 31日

活動をしてみて

 はじめに令和元年の荒神社例大祭は、予定していた海上渡御(曳船)が諸般の事情により中止となりましたが、お陰様をもちまして活気のある祭典(海上渡御を除く陸まつり)を挙行することが出来ました。
 今回の祭典では、小学生から70歳代まで次のとおり参加者があり、地域住民が団結したことで、伝承活動と地域コミュニティーの基盤づくりが図られたものと感じております。
 今後も引き続き伝承活動を通じて幅広い世代の交流を継続することで、地域を支える人材づくりに励んで参りたいと思います。
◇祭典参加者◇
踊り 20名【小学生10名、中学生2名、大人(10代~40代)8名】
笛   6名【小学生1名、大人(20代~60代)5名】
太鼓  5名【大人(20代~70代)5名】
道具運び3名【大人(60代)】
練習から祭典当日までの食事等のお世話係【勤番3班(地域住民43名)】

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