小学校3年生という多感な時期に、プロの指導者から歌舞伎の指導を受けるということは、日本の伝統文化へ触れる大変貴重な経験であり、歴史ある歌舞伎というものが自分たちの地元でも脈々と受け継がれていることに誇りを持てたと思います。その自信から、様々な活動を通して県内外へふくしまの復興と元気を今後も発信していってくれるものと期待しています。
また、歌舞伎の授業で学んだ「あいさつ」、「礼儀」、「けじめ」、「集中力」といったものが普段の授業や生活に活かされると考えます。
参加者の反応は高評価が多く、過去の日本フルートコンヴェンション中、催しの数が2番目に多く盛り沢山の催しに対して充実感を持って終了したという感想が主であった。多くのコンサートは海外の出演者によるものが中心となっておりレベルの高いものであったが、特に、ベルリンの14人のフルーティストたちやパオロ・タバリオーネ、サラ・ルメールは日本初登場であり、期待以上のパフォーマンスを披露した。地元フルーティストによるフルートオーケストラ(オープニング・セレモニー)、小中高生のためのフルート塾、街角ライブでは九州のフルート演奏家、愛好家たちがプロ、アマチュアの垣根を超えて出演、参加する機会を大いに活用し、今回のコンヴェンションは大いに地域の文化や音楽界へ大いに貢献を果たしたものと思う。
アクロス福岡の地理的な好条件(交通、宿泊、飲食等)、日本有数の響きを持つシンフォニーホールや多目的のイベントホール、音響フル装備の円形ホールと会場にも恵まれただけでなく、このほか、通常仕様ではコンサートを行わない国際会議場やコミュニケーションエリアでも特別に演奏の企画をプログラミングするなど、演奏とステージの数にも恵まれ、内容が充実した多彩なコンヴェンションが実現した。公益財団法人アクロス福岡の設備と運営の充実と格別の配慮してもらった関係者の方々に心より感謝したい。真夏にして日本の南端という福岡にたくさんの参加者が集結し、満足感を持って帰ってもらったことに、福岡という街の持つ魅力と福岡の実行委員会の人間力の素晴らしさも感じている。
この東京国際ろう映画祭の特徴が国内外も含めるろうにまつわる映画祭であること、当事者が先頭を切って運営を行っていることなど様々なユニークな要素で構成されているからか、ダイバシティに対する関心が高まっている影響か、今回TBSラジオやTVニュースなど様々な媒体が第二回東京国際ろう映画祭を取り上げていただいた。そのお陰で当映画祭への注目度が上がり、普段から手話に関わりのない聴者が第一回と比較して目立った印象だった。目標の動員人数も1,700人を越えて約2,000人が来場、参加者からのアンケートで200以上のご感想とご意見を頂き、異文化が交わる場、聾者と聴者を越えたプログラムの在り方に好意的な声が数多く寄せられた。聴者にとっても刺激的な空間であったとともに、聾者にとっても様々な社会の在り方を考える絶好の機会になったことがアンケートから伺えた。また聾者・聴者のクリエイターの他、アジア含む海外各地のディレクター計18名を招聘したことで、今後の展開においてネットワークの基盤を創り上げられた他、映画公募部門では大学生が撮影した映画や聾ならではの表現が詰まった映画などが上映できたことは、未来への新しい芸術の表現の誕生を予感させるものだった。
他、情報保障で日本語・日本手話・国際手話・アメリカ手話・文字による英語・日本語を提供する環境を整えた結果、音声言語と視覚言語、国と国、とより多様性に富んだ映画祭となり、共生社会の在り方について一つのモデルを示す映画祭に繋がる一歩になった。
今回のテーマは「可能性」。次から次へと迫りくる変化の波に私たちはどのように受け止めていくか、人々に問いを投げかけたいという狙いもあり、聾者の世界だけの問題に留まらない、そして撮影技術といった技巧のみに終始しない、普遍的な問いを持つ映画をできるだけ選び、同じ内容に偏らないように上映プログラムを組んだ。その結果、31本と上映本数が多くなってしまいましたが、今まで日本で知られることがなかった作品の存在を東京に共有できたことは大きな成果の一つです。実際に映画祭終了後、様々な所から東京国際ろう映画祭で上映された映画の自主上映の問い合わせが来ていることから、映画芸術の発展に少なからずとも寄与できたと捉えている。また上映後のアフタートークやシンポジウムで国内外のゲストと実りのある重厚なトークセッションを行えたことで、映画業界における聾者の立ち位置や役割を考えていくにおいて、ろう映画祭の役割は大きいことを改めて認識させられた有意義な時間だった。
本活動の成果:子どもの詩を能楽師が朗読する新たな試みが予想以上にすばらしく、作者である子どもたちからは「はずかしかったが、別の世界に連れていってもらえた」とよろこびの声が聞かれました。能を初めてご覧になる方が多かったので、活発な質疑応答がなされ、交流を深めることができました。
本活動による効果:屋久島の公共施設3ヶ所にて昼夜公演を、また山尾三省さんの18回忌と屋久杉2ヶ所に奉納と、6回公演により、屋久島全域、鹿児島、関西・東京から参加していただくことができました。紀元杉では韓国の方から「いいパフォーマンスですね。私もここで歌いたいです」、仏陀杉では若いご夫妻から「お腹の子どもがすごく反応しています。いい胎教になりました」と言われました。
本活動の創作謡「聖老人」ダイジェスト版を YouTube https://youtu.be/d6lQ2gvRBEg にアップロードしていますので、ご高覧いただきますれば幸いです。
活動をしてみて
はじめに令和元年の荒神社例大祭は、予定していた海上渡御(曳船)が諸般の事情により中止となりましたが、お陰様をもちまして活気のある祭典(海上渡御を除く陸まつり)を挙行することが出来ました。
今回の祭典では、小学生から70歳代まで次のとおり参加者があり、地域住民が団結したことで、伝承活動と地域コミュニティーの基盤づくりが図られたものと感じております。
今後も引き続き伝承活動を通じて幅広い世代の交流を継続することで、地域を支える人材づくりに励んで参りたいと思います。
◇祭典参加者◇
踊り 20名【小学生10名、中学生2名、大人(10代~40代)8名】
笛 6名【小学生1名、大人(20代~60代)5名】
太鼓 5名【大人(20代~70代)5名】
道具運び3名【大人(60代)】
練習から祭典当日までの食事等のお世話係【勤番3班(地域住民43名)】