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活動者の声

能登半島応援自由演奏会

活動期間2025年 6月 1日 ~ 2025年 9月 21日

活動をしてみて

多くの演奏者の方が、1泊もしくは2泊での参加となりました。能登半島に入り、七尾から輪島に向かう道のひどさや、目に映る景色に衝撃を受けた人も多かったようです。それぞれのSNSにその様子をアップしてくださり、多くの人の目に触れる機会になったと思います。
参加者は全国津々浦々から80名を超える申し込みがあり、迫力ある演奏会になりました。
地元の方は以前に演奏したことがあるマーチをはじめ、東日本大震災の復興ソング「花は咲く」を会場の全員で合唱しました。当日お誕生日の方を取り囲み、即興でのお祝い演奏も行われました。その場にいた全員で作り上げた演奏会になりました。
仮設の方のお話で、忘れられるのが辛い、こうしてたくさんの人が応援してくれるのが本当にうれしいとおっしゃっており、実際に想いを伝えることの大切さを改めて感じました。
短い間ではありましたが、全国から能登半島を応援している人がいることが伝わった演奏会だと思いました。

日本テレマン協会2025年度上半期定期演奏会

活動期間2025年 3月 21日 ~ 2025年 10月 31日

活動をしてみて

本事業では大阪市中央公会堂と東京文化会館で定期演奏会をそれぞれ2公演実施した。第317回以外は指揮者延原武春の急病に伴う休演があったものの、首席客演コンサートマスターのU.ブンディース氏やソロ・コンサートマスターの浅井咲乃による弾き振りにより、遜色のない演奏の内容となった。いずれの公演もバロック時代の仕様の楽器を使った本格的な公演であり、来場者からのアンケートや直接のご意見での満足度も高かった。大阪公演では公演内容に合わせた会場でのグラスワインの販売もあり、会場の雰囲気は以前よりも活気が出てきている。
 当協会の取り組みはポピュラー音楽のように興行として成立させることが難しいため、このような形でご寄付を頂きながら活動が継続できることは大変ありがたいことであると感じている。

第29回 京都国際ダンスワークショップフェスティバル

活動期間2024年 11月 1日 ~ 2025年 9月 17日

活動をしてみて

今年の当フェスティバルは京都芸術センターをメイン会場に据えて、京都芸術大学とロームシアター京都とも連携して行われました。海外からの招聘講師6名、国内講師9名による多彩なワークショップを展開しました。北は岩手県から南は佐賀県まで、海外からの参加者も訪れ(USA、台湾、ベルギー、イスラエル、ポルトガル、スイス)、小学生から60代までの参加者が全国から各会場に集い、ほとんどのクラスが満員となり動員の面では大盛況となりました。
また、スウェーデンからクリエーション&リサーチを担当した講師が運営するVitlycke Centre for Performing Artsと提携し、当フェスティバル開催中にオーディションを行い2名の若手ダンサーを選出しました。彼らは今年度中に渡航し、現地で本格的なワークショップに参加するとともに国際的な環境でダンスのトレーニングを積む予定です。
今年も国際的なダンスをダイレクトに学び、全国のダンサーや有識者同士の身体を通した本事業は大変有意義なものとなりました。参加者からも次年度への期待の声が寄せられており、今後も国際的なダンスの学び、そして交流の場を継続し日本のダンス育成・普及に貢献してまいります。

第3回 秋田・潟上国際音楽祭

活動期間2024年 1月 1日 ~ 2025年 3月 31日

活動をしてみて

本年度の活動を通じて、音楽が地域において果たし得る役割の大きさを改めて認識しました。多くの公演では、演奏そのものの質の高さに加え、来場者の皆様との心の交流が生まれ、文化芸術が地域社会に活力と潤いをもたらす場となりました。

また、子どもたちや地域住民との交流機会も多く設けることができ、クラシック音楽に初めて触れる方々にも広く門戸を開くことができた点は、今後の芸術文化振興において大きな手応えとなりました。特に、初のツアー形式の導入により、これまで十分な鑑賞機会のなかった地域にも音楽を届けることができ、「身近な場所で本格的な音楽を体験できた」といった声が多数寄せられました。

一方で、クラシック音楽には「難しい」「格式が高い」といった先入観を持つ方も少なくないという現実も見えてきました。持続可能な文化事業として定着させていくためには、こうしたハードルを下げ、誰もが気軽に参加・鑑賞できる仕組みづくりが必要です。今後は、演奏内容の工夫に加えて、広報、教育機関との連携、プログラム解説やプレトークの充実などを通じて、より多くの市民がクラシック音楽に親しめる環境づくりに努めてまいります。

本年度の経験を活かし、単発のイベントにとどまらず、地域に根差した継続的な文化活動として発展させていけるよう、引き続き関係各所との連携を深めながら取り組んでいく所存です。

「’24日本のガラス展」

活動期間2023年 10月 27日 ~ 2025年 10月 19日

活動をしてみて

日本ガラス工芸協会の3年毎に開催する協会としての最大級のイベントということで、会員の3年間の集大成となる作品82作品を一堂に会した展示は他に例がなく、現代ガラスアートをガラス関係者だけでなく一般の方にガラスアートの魅力を発信する貴重な機会となっていて来場者からは高評価を得ている。
東京展では、会期中には連日出品者による作品解説およびギャラリートークが開催されたほか現代ガラスのスライドレクチャーやギャラリー内での北村英治氏クラリネット演奏会、ドラ・トーザン氏によるギャラリートークは多数の参加者があった。
姫路巡回展でも、会期中にステンドグラス関連の講演会、出品者による作品解説には多くの参加があったことは、一般の方に現代ガラスの魅力を紹介する貴重な機会になったと思われる。
石川県能登島ガラス美術館巡回展においても展覧会期間中にはギャラリートークやガラス工芸のワークショップを開催し参加者には高評価であった。

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