芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

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活動者の声

第2回名古屋イタリアオペラコンクール

活動期間2024年 11月 1日 ~ 2025年 11月 30日

活動をしてみて

当初予選の締切を2025年1月5日に定めていましたが、応募者数が芳しくなく、急遽締め切りを12日まで延期しました。SNSで若手の声楽家を中心にフォローしてコンクール参加を募ったところ、最終的に30名以上の応募がありました。コンサートのプログラムへのチラシ挟み込みや教育機関・公共施設へのチラシ配架は行っていましたが、特に若い方への周知に関して、SNSは有効な手段だと感じました。
運営については、映像配信のセッティングに時間がかかったり、字幕が表示されないなど若干のトラブルがあったものの、大きく進行が滞ることはありませんでした。タイムテーブルは前回より余裕を持って組んだところ、当日は予定より早く進み、休憩時間の調整が必要でした。時間調整の難しさを感じました。
今回から本選を一般公開しましたが、コンクールという緊張感に満ちた中、観客の方から温かい拍手がもらえて嬉しかったという声を出場者の方からいただきました。次回以降も音楽を愛する地域の方々にお越しいただけるよう周知に努めます。
本選出場者は26名と想定より少ない人数ではありましたが、「出場者の演奏の質が高い」と海外の審査員からも好評でした。今後も実力のある若い声楽家の方々の目に留まるよう、SNSでの周知や副賞の充実などをはかっていきます。
ご協賛をいただきました企業様、個人様は税制上の優遇が得られるということで、全ての方が企業メセナ協議会様を通じてのご協賛となりました。ありがとうございました。

野外×アート×まちなか トロールの森2025

活動期間2025年 3月 1日 ~ 2026年 1月 31日

活動をしてみて

本年度は、参加者および鑑賞者によるSNS発信が昨年以上に活発化し、展示全体の情報が多方面へ広がっていることを強く実感した。来場者層は子どもから高齢者まで幅広く、現代アートへの関心と理解が地域全体で着実に深まってきている。

 インフォメーションでは来場者から直接お声がけいただく機会も多く、「毎年楽しみにしている」といった温かい感想や、「今年の作品は特に見ごたえがあり、感動しながら鑑賞した」との意見が寄せられた。こうした生の反応は、主催者として大きな励みとなっている。また、区長にも来場いただき、バンドネオンの演奏に合わせて踊る場面もあり、区民との交流が生まれたことは、主催者としても嬉しい出来事だった。

駅ナカの展示のひとつである岩村明子の作品は、駅を利用する人たちの関心を広く集めた。女子高校生が楽しそうに作品前で写真を取り合う姿や、幼い子供と父親の親子連れが作品を熱心に見ながら会話する姿などが見られ、公共空間に芸術作品があることの意味を感じさせた。
別の駅ナカ作品である、YAMANASHIによる駅の柱への作品設置、ライブペインティングは、作品の現代性や遠くからの視認性なども併せて大きなインパクトがあった。通行人が「バンクシーだ!」と叫ぶ場面もあり、完成された作品を鑑賞することとは異なったハプニングの要素と身体性が出現する形となった。

地域住民にとってアートが身近な存在となり、主体的に鑑賞する力が育まれている。長年にわたって多様な作品に触れる機会が提供されてきた結果、周辺住民が文化活動を自然に日常の一部として受け入れるようになり、好循環が生まれている。自治会広報など地域組織との連携により、普段アートに触れる機会が少ない層も展示会場に足を運びやすくなり、地域文化の浸透が進んでいる。地域の学校や高齢者に向けた鑑賞イベントも行われ、年齢や立場を超えた文化体験の場が設けられた。こうした団体鑑賞の取り組みは、地域における交流促進に大きな成果となり、多世代が共に文化を楽しむ場を提供している。

また、公園とその近隣だけでなく、西荻窪駅周辺などのまちなか展示は、駅利用者にアプローチする効果的な手段となった。特に、1日約8万人が乗降する西荻窪駅を利用する人々に向けての展示は、大きな波及効果を生んでいる。さらに、シムラ・サカウエ・サーヴィスによる古民家でのプロジェクションマッピングや、木澤航樹の演劇作品など、鑑賞だけで終わらず、対話を引き出し、まちやアートへの関心を広げる作品が多く見られた。これにより、地域住民や来場者のアートへの関心が深まり、社会全体での文化的成熟が進む一助となっている。

としまアート夏まつり2025

活動期間2025年 5月 20日 ~ 2025年 11月 30日

活動をしてみて

「としまアート夏まつり」は長きに渡り継続している事業ですが、初めて寄付や協賛の取り組みを開始しました。過去に事業に関わってくれた方が寄付をしてくださり、事業を応援する選択肢が増えたという好意的なご意見を頂きました。

主催者としては、寄付者に税制優遇がある点、また企業メセナ協議会さんの信頼度が高い点は寄付のお願いをしやすさに繋がっており、大変ありがたかったです。一方で申請のタイミングが遅くなってしまい、寄付のお願いや周知に関する時間とマンパワーが十分に確保できなかった点は大きな課題です。来年度は今年度の経験を活かして、3ヶ月早く動き出し、継続的に寄付や協賛獲得の取り組みを強化し、事業の発展的な継続を目指したいと考えています。

とやま室内楽フェスティバル2025

活動期間2025年 5月 1日 ~ 2025年 12月 31日

活動をしてみて

昨年に引き続き、よりたくさんの方々に本フェスティバルを知っていただきたという思いから、セミナー会場となっている学びの森天神山交流館でのイベント、レストランでのコンサートを開催しました。

学びの森天神山交流館での地域交流イベントでは、以下の内容を実施し、今まで足を運んでいただいていた方以外の幅広い層の方にご来場いただくことができました。
<地域交流イベントの主な内容>
・講師陣によるワンポイントレッスン(アマチュア演奏家クリニックの後継)
・地元の演奏家のコンサート(地元小学生ブラスバンド、社会人吹奏楽団の演奏など)
・未就学児入場OKの親しみやすいコンサート
・受講生によるコンサート
・スタンプラリー、ミニ縁日

今回もインフレや働き手不足などの社会問題を背景とし経費増大など、事業を同様の状態で継続する難しさを感じました。今後も工夫を重ねながら、富山県民に向けた芸術振興の一環として、サントリーホールと連携し、当フェスティバルの企画運営を継続してく予定です。
最後になりますが、このような芸術文化活動を実施できるのも、企業メセナ協議会様のご支援の賜物です。ありがとうございます。

86B210 30周年記念公演 T-W-O(Through - World - Outside)

活動期間2025年 1月 15日 ~ 2026年 1月 31日

活動をしてみて

本事業では、ダンス・音楽・映像を等価な要素として統合する創作手法の実践を目的とし、映像作家、照明家、音楽家、舞踊家が企画初期段階から定期的にミーティングを重ね、コンセプトを共有しながら制作を進めた。各分野を完成後に組み合わせるのではなく、同時並行的に生成していく制作プロセスを実践できたことは、本事業における大きな成果である。
公演に先立ち、ホワイエ空間にてこれまでの活動の軌跡や映像資料を紹介する展示を行い、観客が作品の背景や文脈に触れた上で本編を鑑賞できる導線を構築した。また、公演後にはトークイベントを実施し、制作意図やテーマについて観客と直接対話する場を設けたことで、抽象的な表現への理解を補助し、鑑賞体験を言語化・共有する機会を創出した。
集客を目指してパブリシティ活動に注力した結果、一般来場者および招待者を含め、延べ422名が来場した。あわせて、多くの協賛を得ることができ、事業運営における実践的な経験の蓄積と、新たなネットワークの構築につながった点も成果として挙げられる。
社会との接点を広げる取り組みとしては、東京善意銀行を通じて、普段舞台芸術を鑑賞する機会の少ない方達を公演に招待した。福祉団体を介することで、安全面や引率体制に配慮した形で実施でき、申請時に掲げた目標の具体的な達成につながった。
一方で、子どもたちの年齢や背景に応じた鑑賞サポートや、事前・事後に体験を深めるためのフォローアップについては十分とは言えず、今後の課題として認識された。また、トークイベントについても、当日参加できなかった層への内容共有方法が課題として残った。これらを踏まえ、今後は鑑賞ガイドや対話型プログラムの開発、トーク内容の記録・公開等を行い、単発の取り組みにとどまらない持続的な実践へと発展させていくことを目指す。

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