芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

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活動者の声

アーカスプロジェクト2023いばらき

活動期間2023年 3月 23日 ~ 2024年 3月 31日

活動をしてみて

 現代芸術分野のアーティストを国内外から招聘し、滞在中の創作活動を支援する活動「アーティスト・イン・レジデンスプログラム」、ワークショップやレクチャーを行う「ラーニングプログラム」を展開し、アーティストと交流し、楽しみながら芸術活動を体験できる機会を提供するとともに、魅力ある地域づくりを推進した。
 レジデンスプログラムにおいては、海外のアーティスト1組及び日本国内のアーティスト1組に対して、当実行委員会は、調査・制作に対するサポートと創作活動費、生活費等を提供し、制作に専念できる時間と環境を整え、アーティストの制作活動を支援した。参加アーティストらは、自身の制作テーマに合わせてインタビューやフィールドワークを含む調査を実施し、オープンスタジオで成果発表を行った。2組は共に日本の文化や社会状況、歴史や地域性に強い関心を持ち、理解を深めていった。このことから、成果発表の機会となる報告会では、来場者に対して、アーティストの活動を通じて、日本の歴史や地域社会における人的・物的資源の再発見を促すことが出来た。また、招聘アーティストに対しては、日本のキュレーターとの意見交換の機会を設け、招聘アーティストが国内外において今後、滞在や制作を継続的に行うためのネットワーク形成に寄与した。
 ラーニングプログラムでは、アーティストの日比野克彦によるワークショップを開催し、地域住民に制作体験を提供し、地域住民がより身近にアートを感じることのできる環境づくりを行った。レクチャー・シリーズのアートカレッジは2回実施し、現代アートと社会の関係をわかりやすく読み解く機会を創出した。
 以上の活動から、アーティスト育成に寄与するとともに、あらゆる世代の地域の人々へ現代芸術にふれる機会を提供することができた。

音楽劇「二人のヨシコ 李香蘭と男装の麗人」

活動期間2022年 12月 1日 ~ 2024年 2月 29日

活動をしてみて

約1年かけて、脚本制作、作詞制作し、作曲、キャスティングから顔合わせ、稽古、本番と怒濤の活動の合間に寄付者を募っていくことは簡単ではなかったが、主に知人やその紹介などで、ご支援をいただくことが出来、感謝している。

身体の障害があるなしにかかわらず、自ら選んでイベントを楽しめるようになれば良いと思ってしている活動で、多くの人々からの喜びの声を聞けることが活動者として、苦労が報われたことだった。

島田荘司選 第16回 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞

活動期間2022年 5月 11日 ~ 2024年 3月 31日

活動をしてみて

第16回は61作の応募があり、作品のレベルも高かった。
第15回では創設以来初となる受賞作がなく,受賞作の出版がされない等,広報活動にも苦労したが,第16回では受賞作を出版し,「ばらのまち福山」の帯をつけた本が全国の書店で並んでいる。
今回で福ミスが輩出したミステリー作家は27名になった。
今後もPRを続け、福山の知名度向上、ミステリーの振興の一助となれるよう努める。

古墳フェス comecome*はにコット

活動期間2023年 4月 1日 ~ 2024年 3月 31日

活動をしてみて

昨年より減少したものの、早朝から多くご来場いただきました。
本制度の利用が1件にとどまっており、認定いただいたにもかかわらず存分に活用できなかったことは申し訳ないと思っています。匿名での寄付希望もありこの制度をお勧めしましたが、登録にいたりませんでした。24年は4月の申請に間に合うように勧めたいとおもいます。
現地開催2年目となり、コロナ禍でネット配信でつながったはにコットファンのみなさまより、資金面の直接の援助ではなく、本年度は物品での提供(アマゾンほしいものリストによる提供)も多くいただきました。2024年度は早くから準備し、継続してご支援いただくことで認知度を上げていきたいです。

演劇創造都市札幌プロジェクト

活動期間2023年 6月 1日 ~ 2024年 3月 7日

活動をしてみて

札幌演劇シーズンでは、今年度も質の高いラインナップを実現し、好評を博し、2024年度からの新しい演劇シーズンのプログラムも発表することができました。
2023年度も文化庁の 「ジャパンライブエール」を実施。3年目となった当年度は、札幌と道内各地との連携を強化したプログラムを揃えて、次世代の担い手たちが各地へ出向き、地域の担い手たちと協働するプログラムを実施。コロナ禍により動きが鈍化していた北海道の若い人材が道内を積極的に動き回ることを実現しました。
セミナーやワークショッププログラムでは「学校×演劇」や「手話通訳」の人材育成プログラムで、演劇が地域に果たす役割について、多くの学びもありました。
これらの活動を通じて、プロジェクト内での議論にも変化がみられたことが、今年度の最も大きな収穫であったと感じています。私共のプロジェクトにも、次世代の制作者やコーディネーターが参加してくれることとなり、年度末にメンバーの平均年齢が一気に下がりました。新たに加わることとなった若いメンバーが、プロジェクト発足当時に掲げていた「100人の演劇人が活躍できる街」という提言への興味を口にしたことに驚かされ、2024年度、新年度からはまた新しい議論が始まる期待が高まっています。

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