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活動者の声

KYOTO EXPERIMENT | 京都国際舞台芸術祭 2024

活動期間2024年 6月 1日 ~ 2025年 2月 28日

活動をしてみて

2020年から3名の共同ディレクター体制となって以来、KYOTO EXPERIMENTでは「上演される土地の文脈を知ること」を軸に、フェスティバルの在り方を問い直しながら多様な表現の可能性を模索してきた。2024年はその試みの一つとして、同時代のアジアのアーティストに着目し、彼らの表現を積極的に取り入れながら、国際的な共同制作や異なる文化背景を持つアーティスト同士のコラボレーションを実現した。京都市立芸術大学や市民との協働による屋上庭園での大規模パフォーマンス、台北やインドネシアとの国際連携による新作初演などがその成果であり、ジャンルや国境を越えた表現の拡張が図られた。加えて、フランスの企業との連携やKEXサポーター制度の拡充など、文化活動の基盤づくりにおいても新たな展開を見せた。一方で、コロナ禍以降の社会的・経済的な変動、公的支援の縮小といった外的要因の影響は大きく、持続可能な運営体制や文化政策の再考が迫られている。こうした中、単に作品を提示するのではなく、フェスティバルを通して何が生まれ、どのように共有されるのかというプロセスを重視する姿勢をより明確にし、KYOTO EXPERIMENTの実験的精神を改めて前景化した。今後はこの精神を保ちながら、次世代へのディレクターシップの継承を見据え、継続的な進化と文化的多様性の担保を目指していきたい。

島田荘司選 第17回 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞

活動期間2023年 5月 11日 ~ 2025年 3月 31日

活動をしてみて

第17回は、前年の応募数を上回る68作の応募があった。第17回の受賞作はすでに出版され「ばらのまち福山」の帯をつけた本が全国の書店で並んでいる。 これにより福ミスが輩出したミステリー作家は29名になった。デビュー後に何冊も次作品が出版となった作家がいることや、雑誌等で特集となったり、受賞作がランキングに入ったり、認知度の向上を実感している。今後もPRを続け、福山の知名度向上とミステリーの振興の一助となれるよう努める。

第30回KAWASAKIしんゆり映画祭2024

活動期間2024年 4月 1日 ~ 2025年 3月 31日

活動をしてみて

 30回の節目を迎えた2024年度は、映画祭を支えていただいている皆さまのお力添えで、より充実した内容となり、地域の団体との連携もより感じられる「川崎」ならではの映画祭を実施することができました。しかしながら、事業収益のみでの実施は難しく、貴助成制度を利用される寄付をはじめ、協賛団体からのご厚志をいただき、無事に開催をすることが叶いました。ご寄付いただきました皆さまのご厚志と貴協議会のご高配に、改めまして感謝を申し上げます。

 今年度は、新たな団体の協力の得て、バリアフリー上映を充実させることができた1年となりました。障がいのある方への「合理的配慮の提供」が民間事業者にも義務化され、「誰もが気軽に映画を劇場で楽しめる」ことを目標の一つに掲げる本映画祭では、今後もバリアフリー対応の充実に努め、共生社会づくりをめざしていきたいと考えております。

Center line art festival Tokyo 2024

活動期間2023年 12月 1日 ~ 2025年 2月 28日

活動をしてみて

4度目の開催となった本事業では、昨年に続き公共施設・商業施設での大規模な無料展示に取り組むとともに、事業初年度(2021年)より継続実施している公募プログラム「Space Sharing Program」を国際公募展として開催したことで、国内ほかアジア、オセアニア、アフリカ、南米、ヨーロッパから58名(団体含む)のエントリーがあり、結果今年のフェスティバルは多様な国籍を持つ作家から出展いただくことができた。各プログラムを通じ開催地域に住む皆様や来場者の皆様に様々な表現を体験いただく機会に繋げることができたと考えている。
事業運営の面では、有料プログラムでの事業収益確保を図るなか、アート嗜好層以外の動員と顕在化していない鑑賞者層の開拓が重要であると考え、フェスティバルの認知向上のため無料展示、無料ワークショップの開催を行なった。今年は小金井 宮地楽器ホールでの大規模展示に加え、旧国立駅舎での展示プログラム、そして座・高円寺 Galleryアソビバでの一ヶ月間の展示など実施し、結果動員数および参加者数は前年比増となった。また小金井 宮地楽器ホール、及び座・高円寺より共催をいただくことができ、開催4年目で開催地域における基盤作りに進展をみることができた。

4年目の開催を終え、今後事業を継続してゆく中で、フェスティバル全体のクオリティの向上と関係各所の満足度(充足度)及び貢献度が比例してゆくよう、来場者・参加者、地域企業、開催施設やエリアの行政区にとっても有益な事業として提示できるよう努めてゆく。

第23回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園)

活動期間2024年 4月 1日 ~ 2025年 3月 31日

活動をしてみて

今大会は例年と会場が異なり、多数変更箇所がありました。ランウェイの距離が市民会館より短くなりましたが、出場者は短いながらにも工夫を凝らしてパフォーマンスをしていました。
出場した高校生たちは、最初こそ戸惑っているようでしたが、練習を重ね、本番では全チームが元気に笑顔で入場していました。
例年同様、舞台正面に200インチの巨大スクリーンを設置し、大画面で映像を投影したことで臨場感のある舞台演出ができたと感じております。各チームによるステージ、ランウェイでのウォーキングもそれぞれ衣装にあわせたパフォーマンスをしており、審査員・観客の皆様によくPRできていました。最終審査会終了後は、毎年好評な出場者交流会を開催し、審査員から衣装のアドバイスをいただいたり、出場者同士で記念撮影している姿も見られました。

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