芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

企業メセナ協議会の
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活動者の声

文翔館室内楽シリーズ "Music From Bun-Sho-Kan"

活動期間2018年 11月 1日 ~ 2019年 10月 31日

活動をしてみて

山形は、日本でも珍しくアマチュアの100人規模のオーケストラとプロの山形交響楽団が共存していて、いずれも市民 に親しまれているが、室内楽の分野では、比較的コンサートが少なく、県外からの室内楽団もあまり訪れる機会が無 かった。 そこで、文翔館室内楽シリーズを立ち上げて、山形におけるクラシック音楽の室内楽ジャンルにおける活発 な文化交 流を推進することを意図したが、その3年目が活況のうちに終わり、現在は2020年へと活動の準備がスムー ズに推移 していることは大変に喜ばしいことと思っている。

オーケストラ・ニッポニカ第35回演奏会≪タンスマンへの感謝と抉別≫

活動期間2018年 2月 1日 ~ 2019年 8月 31日

活動をしてみて

当日は、松平作品に取り組む著名演奏家、近代音楽や日本の作品に興味を持つ評論家や聴衆の来場を得て、関心の高さを伺うことができた。また、来場者アンケートでは、86年振りの再演であったタンスマン作品の新古典的魅力、松平賴則の創作の原点となる作品の貴重な実演など、企画意義に触れたものが数多くあった。聴衆の理解を深める一助として、当日無償で配布したプログラム冊子や事前のプレトークなどの工夫の効果があったことは、アンケート結果からも伺えた。ソリストや拡大3管編成の大規模オーケストラを必要とするこの企画が実現したのは、貴法人はじめ、多くの方々のお力添えあってのことと、感謝申し上げます。

文翔館室内楽シリーズ ”Music From Bun-Sho-Kan”

活動期間2019年 12月 1日 ~ 2021年 11月 28日

活動をしてみて

コロナ感染症が蔓延して1年間は文翔館議場ホールが使用できないという状況になり、計画していた全てのコンサートを中止せざるを得ないという苦渋の決断をしましたが、2021年に入り、ようやく再開の目処が立ち、改めて3回のコンサートを企画し直して実施するという苦労を強いられました。この様な異例の状況にも拘わらず、本シリーズの実施期間延長を認めて下さった企業メセナ協議会の関係者各位、そして芸術監修者の小川和久、ヤンネ舘野両氏に感謝致します。
本シリーズが再開された2021年のコンサートは、何れも入場者を約半分に制限して、いわゆるソーシャル・ディスタンスを保つという配慮が行われましたが、会場には熱烈な室内楽ファンが詰めかけて、熱心に耳を傾けている姿が印象的でした。

オーケストラ・ニッポニカ第37回演奏会≪1964年前後・東京オリンピックの時代≫

活動期間2018年 7月 17日 ~ 2021年 3月 31日

活動をしてみて

新型コロナ禍にあって、演奏会の延期を余儀なくされ、既に販売していたチケットの払い戻しが生じた。また、演奏会準備再開にあたり、リハーサル会場が貸し出し停止になっていたり、使用定員の半減や管打楽器の使用制限があるなど、使用できる会場の確保が難しかった。チケットの外販実績は発売開始から演奏会当日まで途切れることがなく、そして当日は嵐のような荒天にも関わらず、コロナ対応で半減させた399席の客席収容量に対して307名約77%の集客があった。来場者には作曲家・池辺晋一郎氏、同・西村朗氏ほか多数の音楽関係者、研究者の姿があり、本活動への関心の高さを思わせた。また演奏会実施前、音楽情報誌「ぶらあぼ」に“3月の注目公演”として写真入りで紹介された。終演後のアンケートやSNSによる感想には、企画したプログラミング、演奏の成果に好意的なものが多かった。ことに、雑誌「音楽の友」、Webによる音楽批評マガジン「メルキュール・デザール」に掲載された批評は、企画の意図をしっかりと汲んだ上で執筆されたものであった。批評の概要は以下。
雑誌「音楽の友」5月号(コンサートレビュー欄・長谷川京介氏)『2曲(注:三善と入野の作品)とも時代を超えた名曲であると思わせたのは、演奏の寄与も大きい。~中略~野平とニッポニカは、最後まで集中力とパワーを失うことなく、作品の真価に迫る見事な演奏を聴かせた。』
Webサイト「メルキュール・デザール」(戸ノ下達也氏)『いずれの作品も、管弦楽という手法で“1964年前後”という高度成長期の社会を投影している。敗戦から20年前後のこの時期の音楽を、東日本大震災から10年を迎え、かつコロナ禍にある2021年に再考し、今後の音楽文化のあり方を問うニッポニカの問題提起は、実に深遠だ。』
13カ月ぶりの演奏会実施に際しては、会場の紀尾井ホールから感染症対策を厳しく求められた。使用座席の半減、来場者対応(手指の消毒、検温、マスク着用確認、チケット確認、連絡先情報の収集など)だけでなく、楽屋やバックステージでの出演者の行動管理などが必要だった。
当日に演奏者に感染者が出る可能性がゼロではないことを考えると、実施について不確定な部分が残り、状況的にも支援予定者に予定通りの助成を求めることができなかった。

Banda Mandacarinho Tokyo FM Hall公演

活動期間2016年 10月 25日 ~ 2016年 12月 15日

活動をしてみて

初めて寄付のお願いの電話を80件以上電話したのですが、どの企業も対応は丁寧でした。
しかし、期日が近いこと、ブラジル系企業が経営難であることから、寄付金は集まらず、結果赤字でした。
しかし(会場内飲食禁止のため)「お土産」という形でサンプル配布してくれた企業があり、この「お土産」はお客さまには大変好評でした。

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