公募展では、約4か月の募集期間に、62の国・地域から709件の応募があった。平成29年度の「U-50国際北陸工芸アワード」と比較して大幅に増加しており、世界の工芸関係者の注目を集め、関心が高まっているものと考えている。特にアジアや欧米などの海外からの応募が全体の約6割を占めており、海外に向けて情報発信することができた。
テーブルウェア・フェスティバルでは、多くの方に工芸の制作体験をしていただき、産地の職人(講師)との交流創出のきっかけとなった。来年度以降は、首都圏の来場者が関心をもつような要素(観光、食など)も交えながらPRする必要があると考えている。
今後も工芸アワードの開催準備等を通じ、引き続き、国内外に向け工芸の魅力を発信していく。
「島と星座とガラパゴス」のタイトルのもと、私たちを取り巻く社会や人間のあり方を反映した密度の濃い展示をし、多くの方々から強い共感を得るとともに高い評価をいただくことができました。
展覧会開催における会場費や設営費等の固定費がかかるなか、貴団体の助成をいただいたことにより、質の高い作品を展示できただけでなく、誰もが現代アートを楽しめるよう鑑賞サポートの取組を充実させることができました。今後もひらかれた現代アートの祭典として文化芸術の発展に寄与してまいります。
「島と星座とガラパゴス」のタイトルのもと、私たちを取り巻く社会や人間のあり方を反映した密度の濃い展示をし、多くの方々から強い共感を得るとともに高い評価をいただくことができました。今後もひらかれた現代アートの祭典として文化芸術の発展に寄与してまいります。
昨年のキックオフ事業を経て、今年は遂に第1回の「世界ゴールド祭」開催となった。当劇場にとっては、高齢者とともに演劇活動を行ってきた10余年の結実であった。また同時に、劇場法や基本方針でも劇場が公共財として社会包摂の機能を果たすことが期待されているなか、高齢化が進む社会における劇場の役割にも踏み込んだ、当劇場ならではの視座に立った新たな試みの第一歩であった。各プログラムへの感想や評価も非常にポジティブなものだったが、とりわけ人々の経験や知見を集結し交流によって発展を促すプラットフォームとして、芸術祭の意義を発揮できたと考えている。劇場や舞台芸術の専門家やアーティストだけでなく、高齢者自身や、福祉・医療・行政等の立場、また家族や友人として高齢者を支える様々な人々が国内外から参加され、互いの活動を認め合い、刺激を受け合う。そこで発せられた賞賛や共感、驚きの声は、次の一歩に必ずや実を結ぶものであろう。「世界ゴールド祭2018」を通して、芸術は高齢者に限らず、高齢社会においてあらゆる人々の生き方を豊かにすることを、多くの方々に実感していただけたと感じている。高齢者の芸術参加がすべての課題を解決へと導くわけではないが、芸術文化を手段として劇場が媒介となることで、高齢者が輝き、高齢者とともに輝く社会へとつながる糸口を見い出す道が開けるのではないかという思いを新たにした。
活動をしてみて
今回の工芸サミットの開催を通じ、シンポジウムなどでは、今後の取り組むべき視点として、「工芸作家がもっと市場を意識し、作品の創造性を高めること」、「工芸が好きな人を増やすこと」「デザインと匠の技のコラボレーションを創出すること」といった3つの視点についてディスカッションがあった。これらを踏まえ、国際的な工芸アワードの継続的な実施に向けた取組みを検討するなど、引き続き、国内外に向け工芸の魅力を発信し、「工芸分野の先進的文化芸術創造拠点」の形成を目指したい。