芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

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活動者の声

TOKYO CANAL LINKS

活動期間2021年 3月 12日 ~ 2021年 8月 31日

活動をしてみて

羽田から大田区、港区、品川区と、運河を文化芸術でつなぐプロジェクトを目指し、『鉄工島フェス』をはじめ、一つの成熟期に向けて2020を迎える予定だった中、新型コロナウイルス感染症という、誰もが経験のない社会不安の渦に巻き込まれることとなりました。
開催中止や無観客の判断、実行可否すら先が見えない中での行政連携の断念等、右往左往を強いられ、多くの頓挫の中に打ちのめされながらも、アーティストや文化芸術に従事する人々の活動の場を創出し、受け手に届けること、文化の灯火を絶やさないようにと諦めずに取り組むことができたように思います。そこには、本プロジェクトに共感をしてくださり寄付をしてくださった方がいたことの存在も大きく、勇気と励ましを受け取り進んでいくことができたように思います。結果的に、たくさんのアーティストにもご参加いただき、充実したプログラム、様々な挑戦を実行することができました。
活動の中では未来の可能性につながる気づきを得ることができたように思います。
『Drawing Orchestra featuring Abdelkader Benchamma』では、オンラインストリーミングでの開催に加え、フランスからアーティストがドローイングセッションにリモート参加しました。そもそもは、フランスから来日し、オフラインでセッションを行う計画だった中、コロナによる渡航制限の制約を受けての計画変更でした。これまでであれば、多額な費用をかけなければ実現できなかったであろうことを、身近にある技術・ツールを活用しながら、東京とフランスの空間をつなぐ、新たな表現・共創の可能性を発信できました。逆境を乗り越えるアイデアとエネルギー、これこそがまさにアートの力だ、と身を以て体感できるプロジェクトでした。『長谷川愛展』においては、緊急事態宣言下での開催という状況もありつつ、関東近郊のアートファン・アーティストファンに向けたPRに加え、品川区・大田区を中心とした区民の皆様をメインのターゲットとしたターゲット広告や、近隣ポスティング、近隣カフェからの誘客などを実施しました。アーティストが作品を通して提示するテクノロジーと未来へのメッセージ、また、ディスカッションを取り入れた作品が、アートに感度の高いご来場者だけではなく、近隣エリアからご来場される広く一般の方々へ、未来を想像する機会やコロナ禍だからこそ強く実感する死生観など、新しい気づきの機会とできたと考えます。

アートパラ深川おしゃべりな芸術祭

活動期間2019年 9月 5日 ~ 2021年 3月 31日

活動をしてみて

新型コロナウイルス感染症により大変な時期であり、芸術祭を開催できるのか非常に悩ましくもありましたが無事行えましたこと、ご協力いただきました関係者の皆様には改めて御礼申し上げます。私は深川の街中を展示会場にし、障がいのある方々の素晴らしい作品を展示するという驚きのアイデアに感銘し、この企画のお仲間にいれていただきました。そして、障がいのある方々が社会とつながり共存、共栄できる“架け橋”となれるようなことに少しでもお役に立ちたいと、代表理事の大役を受させいただきました。
企画がスタートした当初はどのようになっていくのかと思っておりましたが、実行委員の方々が皆様プロフェッショナルでいらして、開催日には素晴らしい芸術祭を迎えることができました。私はこの企画に携わるまで、障がいのある方々の作品を目にする機会がありませんでした。その中、全国から880点もの作品の応募があり、読ませていただいた作品に対する思いが書かれたメッセージの一つひとつに心打たれ涙が流れるほどでした。そして、実際の作品が集められる二次審査で、その作品を目にした私はなんて素晴らしいセンスなのだろうと再び感極まってしまいました。色使い、作者の魂がしっかり埋め込まれている作品、どの作品も命が吹き込まれ息づいているように感じました。障がいを持つ方々の中には、私たちより生活が不自由と感じることもあるだろうに、こんな素敵でエネルギッシュな作品を生み出すなんて、と作者の方々と数々の作品から活力をいただいていた私がおりました。
そのように素晴らしい作品に囲まれた芸術祭は、メディアで取り上げていただいたこともあり、9日間で75,000名もの方々が作品を見に会場へ足を運んでくださいました。いらした皆様からは「感動したわ~!!」とたくさんのお声お声をいただきました。この芸術祭に関わらせていただき本当に有難く感謝いたします。この感動を次回も皆さんと分かち合いたいと思っております。
 そして、ゆくゆくはこの芸術祭を深川から色々な地域へ、日本国内だけでなく世界でも行えたらと思っております。障がいのある方々の素晴らしい作品を世に広める橋渡しとなれるよう、活動を応援していきたいと思っております。代表理事北條裕子

アートパラ深川おしゃべりな芸術祭2021

活動期間2021年 3月 30日 ~ 2022年 3月 31日

活動をしてみて

おかげさまで第 2 回目を迎えた、10 日間に及ぶ「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」を無事終える事が出来ました。今回も新型コロナウィルスの感染拡大を受け、開催の是非、内容の見直しを検討しながら、最終的には万全な感染症対策をしたうえで、安心安全な芸術祭を開催するという決断となりました。思うような集客活動を行なえない状況下で、昨年を上回る約 93,000 人もの方々に障がいのある方のアートをご覧いただく事が出来た事は、実行委員全員、感謝の気持ちしかございません。このような状況下でも開催する事ができ、無事終える事が出来たのも、ご支援頂きました多くの方々のお力添えがあったおかげでございます。心より感謝申し上げます。
本年度新たな取り組みとして、昨年度入賞されたアーティストの個展である、アートパラ・マーケット・フェア(AMF)を開催させて頂きました。希望された方のアートを販売する事により、評価向上につながると共に、アーティストご本人やご家族の皆様に喜んでいただく事が出来ました。深川の街中に 400 点以上のアートを展示した「街なかアート」、次年度のメインビジュアルを決める公募展「メインビジュアル大賞」の作品展示、実行委員が手作りで作成した神輿に、障がいのある子供や福祉施設に通われる方々が描いた1,300 点以上の絵馬展示した「アート絵馬神輿」等、様々な取り組みを通し、町全体が美術館となった 10日間となりました。多くの方々が街なかに自然に展示してあるアートを見る事により、様々な事を感じ、会話をして頂けた事かと思います。
2021 年度のスローガンは「100 年続く芸術祭にする」
私達はこれからも様々な取り組みを通して、東京下町である深川という、人情味溢れる街から、日本全国、
全世界に向けて、一過性のものでなく永続的に発信し続ける事により、誰もがそれぞれを認め合い、支え合
う、「共に生きる」社会実現の第一歩となると確信しております。本年度も多くの気づき、感動がありました。次年度以降、毎年どんな気づき、感動があるか、私自身も楽しみにしながら、皆様にお伝えしていける事を楽しみにしております。本年度のご支援、誠にありがとうございました。皆様のお言葉やご対応が励みとなり、無事開催する事が出来ました。改めまして感謝申し上げます。今後とも、「アートパラ深川おしゃべりな芸術祭」をよろしくお願いいたします。
実行委員長 田巻 雄太郎 

展覧会「面と人形は語る」(仮題)の開催

活動期間2020年 5月 1日 ~ 2020年 12月 25日

活動をしてみて

コロナ禍の中でしたので、新しく難しい対応をせざるを得ませんでした。
そのような中でも、8月20日とちぎテレビ「What7s RDGs 〜未来を作るサステナブルなとちぎ旅」の収録があり、9月6日に放送され、また9月20日「とちぎ日和アートの街那珂川を満喫」で取材受け、10月19日に放送されました。このように色々な広報の協力を得られたのはとても有難かったです。

「国づくり狂言」交流プロジェクト愛知・熊本

活動期間2020年 6月 26日 ~ 2020年 12月 6日

活動をしてみて

■当プロジェクトのテーマである戦国武将の国づくりは、治水・利水による農業振興・経済対策が要であったことが、新作狂言という武将芸能の活用によって広く市民に伝えることができました。
■新作狂言でしかもプロ狂言師と一般児童の共演は話題性が高く、募集・オーデション・稽古・本番の流れの中で常にメディア取材を受けました。
■12月5日・6日の主催事業は、新型コロナ感染拡大防止策をとりながら定員の2分の1の無料開催とし、入場予約は即日満員となりました。
■有識者のトークセッションによって、新作狂言の主題はさらに深まり、出演者・観覧者ともに楽しい学びの場として、アンケートの90%が満足との回答でした。
■コロナ禍の会場規定などの変更対応に翻弄されましたが、感染者の報告もなく、無事に開催できてよかったです。
■リモートによる遠隔地の市民交流は便利なので、今後さらにブラッシュアップしたいと思いました。

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