芸術・文化支援サイト かるふぁん! -Fund for Culture-

企業メセナ協議会の
芸術・文化への寄付に関するポータルサイト

活動者の声

村治奏一&山中惇史 クラシックギター & ピアノコンサート

活動期間2019年 8月 1日 ~ 2020年 3月 31日

活動をしてみて

新型コロナウイルス感染症の影響がささやかれはじめた、
2月上旬の公演でした。
実際に、チケットを購入された方、購入を予定されていた方からも「時節柄遠慮いたします」との声が聞こえてきました。

また、寄付をお願いした趣旨は理解していただけるのですが、実際に行動にうつしていただける方や企業は少ないこと、そもそも芸術文化に対しての財布の紐が堅い企業も多いことを実感しました。
今後もコンサートを続けていくことで、賛同者を増やし実際に活動に協力いただける方々を増やしていきたいと思っております。

ルンデ公演(第5回・第7回から第10回)

活動期間2020年 9月 1日 ~ 2021年 11月 22日

活動をしてみて

2020年計画したコンサートの半分以上が、中止および延期。
活動そのものを中止せざるを得ないと考えた時間も多々ありました。
芸術文化は、コロナ禍においては不要なものというレッテルをはがすべく、活動にふみきりました。ホールの協力もあり、インターネット回線が利用できるホールではライブ配信を行うことで、会場に足を運べない方にむけてある一定の可能性をお伝え出来たかと思います。

活動内容から、寄付のお願いもし辛い状況がつづいているなかで、
日本芸術文化振興会の助成金制度が今回の公演群の後ろ盾になったことは間違いありません。

ルンデ公演(第12回、第13回)

活動期間2021年 10月 1日 ~ 2022年 2月 28日

活動をしてみて

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の谷間ということで、直前のチケット購入者が多く公演の広報のありかたをもう一度みなおさないといけないと考えました。
また同時に、寄付の集め方(コロナ禍においての公演自体を応援できない等)にも工夫が必要だと痛感いたしました。

JAZZ ART せんがわ 2019

活動期間2019年 6月 3日 ~ 2019年 10月 1日

活動をしてみて

これまで「JAZZ ART せんがわ」は調布市からの補助金を主たる資金源として開催してきましたが、今年から自主開催に切り替わることとなり、急遽自己資金の調達を行うこととなりました。
4月の時点では何件かご寄付をいただくお話があったのですが、会場決定等に時間がかかったこともあり、ご協力いただくには至らなかった場合もありました。今年に関しては、急な開催形式の変更もあり仕方のない面もありましたが、来年度以降も当実行委員会での開催を続けるにあたって、まずは計画的なスケジュール作りが課題だと考えております。
また、岩下食品株式会社からご支援をいただく際には、企業メセナ協議会からの認定をいただいたことでお話をスムーズに進めることができました。実際に事業にもご来場いただき、金銭的に支えていただいたことに加え、事業内容へのご賛同をいただいたことは大きな自信につながりました。
寄付金に加え、アーツカウンシル東京からの助成金をいただいて活動を行いましたが、メセナ協議会からの認定をいただいて寄付集めを行うという姿勢は助成機関としても望ましいという評価をいただきました。今年は急な運営体制の変更に伴い、予算、開催内容ともに規模をやや縮小して行いましたが、来年度からの活動を続けるためには、さらにご寄付を募ることが必要と考えています。今年の活動は今後に向けた良い足がかりになったと考えております。

京都国際子ども映画祭

活動期間2019年 1月 1日 ~ 2019年 8月 4日

活動をしてみて

25回目を迎えた今年の京都国際子ども映画祭の特徴としては、何と言っても、子どもスタッフたちの活躍ぶりに尽きる。これまでもマナーCMやオープニング映像と称して、短い動画を作ることはあったが、今年は脚本から、撮影、編集に至るまで全て子どもスタッフが担当し、「近い将来、京都には映画館はないのではないか」という現代の子どもたちならではの視点で、「ぼくらのミライ映画館」という一本の短編映画(14分)を製作した。想像以上の完成度に、それぞれの作品の上映後にこの作品を上映するという試みにも挑んでみた。結果としては、アンケートでの「どの作品が印象に残ったか」の問いかけに「ぼくらのミライ映画館」をあげてくれた人も少なくなく、子どもたちのメッセージは観客に強く広く伝わったと感じた。また今年は作品全体に「時代」を感じさせるものをあえて多く選んだ。「ジェンダー」や「いじめ」「こどもの貧困」など、様々な社会問題としても浮き彫りになっている子どもたちの今を、映画を通じて、観客の皆さんに届けられたのではないかと思っている。またアニメーション2作品(「ツリー」と「息切れ」)に関しては、フランスのアニメーション学校「ゴブラン」の卒業制作作品を選定した。若いアニメーターならではの作品を日本で上映できたことはとても意義があったと感じている。
ゲストとしては今年はストップアニメーションで大活躍されているアニメーターの合田経郎さん、そして海外からはオランダのドキュメンタリー「いじめのこと」に主演した14才のロザリーさんに来京いただいた。海外から子役を呼ぶことも、ドキュメンタリー作品の出演者を呼ぶことも初めての経験となったが、「いじめ」という京都の子どもたちにとっても十分身近な問題を海外の同年代の人と話せたことはとても意義があったように思った。また上映スタイルとしては、初めて夜間の上映枠を設けてみた。
一日3プログラムが日中に集中すると、間の時間があまりない、という課題に対処するために設けた枠だったが、昼間にはなかなか来られない社会人の人には喜ばれた。一方で、十分な集客があったとは言えず、来年への課題としたい。

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