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活動者の声

三陸国際芸術祭

活動期間2018年 10月 1日 ~ 2019年 3月 31日

活動をしてみて

これまで三陸国際芸術祭は、NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)の主催で行ってきました。しかし5年目を迎えるにあたって、未来に向けて、三陸の各自治体と共に歩んでいけるような実行委員会を組織したほうが良いのではという、アドバイスをいただき、実行委員会を形つくるために、北は八戸市から南は陸前高田市までの15市町村をスタッフと共に何度も回りました。結果7月に準備委員会の開催、11月5日に、無事に11市町村、岩手県広域振興局および民間6団体、計18団体による『三陸国際芸術推進委員会』が発足しました。委員長を三陸鉄道株式会社の中村社長に引き受けていただき、副委員長を、大船渡市長と宮古市長に担っていただくことになりました。

この推進委員会の発足により、三陸全域での、三陸国際芸術祭の実施が現実化することになりました。
今年度の開催地は、八戸市、階上市、久慈市、田野畑村、宮古市、大槌町、住田町、大船渡市、そして同時に開催されたアジアセンター主催の「三陸×アジア」にて気仙沼市、陸前高田市も加わり、三陸沿岸10市町村での開催となりました。

これまで三陸国際芸術祭は、夏から秋に野外を中心に開催してきましたが、今年度はじめて2月・3月という冬開催への挑戦となりました。当初は、寒くてどうなるだろうと心配していましたが、屋内で行われた公演や交流、体験は、外が寒いだけにより屋内で熱く、深いプログラムになったように思います。

今年度アジアからの芸能団体は、初来日のインドネシアの郷土芸能にあたる“ジャティラン”を2団体招聘しました。2団体とも、各地で大変評判がよく、かつ三陸各地の郷土芸能団体や子供たちととても良い交流の時間を持つことが出来ました。各地で、今度は自分たちがインドネシアに行って、芸能団体と交流したいという多くの声を聴きました。

各地での出来事は、書き出すときりのないほど多くのエピソードがあります。それだけ各地で濃い時間を生み出せたのだと思います。これらのことが、三陸の復興において、未来に向けてのひとつの大きなステップになることと信じております。

企業メセナ協議会のサポート、そしてトヨタ自動車株式会社からの支援を受けて実現できている芸術祭です。ありがとうございます。関係者を代表して、心より御礼申し上げます。
令和元年6月
三陸国際芸術推進委員会事務局
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク理事長
三陸国際芸術祭プロデューサー
佐東範一

三陸国際芸術推進事業2019

活動期間2019年 4月 1日 ~ 2020年 3月 31日

活動をしてみて

三陸国際芸術祭の主催者を、2018年11月に発足した三陸国際芸術推進委員会としてから2回目の芸術祭となりました。
今回は、秋・冬の2回のプログラムとし、さらに充実した内容を目指しましたが、残念ながら冬プログラムについては新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために中止となりました。また、秋プログラムについても、直前に三陸地域を襲った台風と大雨の影響により、一部プログラムを中止セざるを得ない状況となり、予定していたプログラムから大幅に小さい規模の開催となってしましました。

しかし、そういった中においても、三陸国際芸術祭の特色ともいえる体験型プログラム「習いに行くぜ」にはリピーターが参加したり、今年度から開催した三陸芸能短期留学事業(アーティスト・イン・レジデンス)の参加アーティストが参加したりといった、多用な参加者があったほか、インドネシア・バリ島のバロンダンスとガムランの演奏、そして岩手県・大槌町の複数の伝統芸能団体による創作「シシの系譜」は、国境をこえた芸能が融合するというだけでなく、同じ地域にありながら一緒に舞うことのなかった芸能がひとつの舞台に立つという、意義深く画期的な創作芸能であったと思います。この舞台には普段はあまり芸能に関心のなかった地域内外の方々も鑑賞に訪れてくれました。私どもとしても、今後の展開に向け、たしかな手応えを感じることができました。

これからも、さまざまな事業を通じて、世界に発信をつづけていきたいと考えております。
企業メセナ協議会のサポート、そして各社様からの支援を受けて実現できている芸術祭です。ありが とうございます。関係者を代表して、心より御礼申し上げます。

三陸国際芸術推進委員会事務局
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク理事長 三陸国際芸術祭プロデューサー
佐東範一

三陸国際芸術祭2019

活動期間2019年 4月 1日 ~ 2020年 3月 31日

活動をしてみて

三陸国際芸術祭の主催者を、2018年11月に発足した三陸国際芸術推進委員会としてから2回目の芸術祭となりました。
今回は、秋・冬の2回のプログラムとし、さらに充実した内容を目指しましたが、残念ながら冬プログラムについては新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために中止となりました。また、秋プログラムについても、直前に三陸地域を襲った台風と大雨の影響により、一部プログラムを中止セざるを得ない状況となり、予定していたプログラムから大幅に小さい規模の開催となってしましました。

しかし、そういった中においても、三陸国際芸術祭の特色ともいえる体験型プログラム「習いに行くぜ」にはリピーターが参加したり、今年度から開催した三陸芸能短期留学事業(アーティスト・イン・レジデンス)の参加アーティストが参加したりといった、多用な参加者があったほか、インドネシア・バリ島のバロンダンスとガムランの演奏、そして岩手県・大槌町の複数の伝統芸能団体による創作「シシの系譜」は、国境をこえた芸能が融合するというだけでなく、同じ地域にありながら一緒に舞うことのなかった芸能がひとつの舞台に立つという、意義深く画期的な創作芸能であったと思います。この舞台には普段はあまり芸能に関心のなかった地域内外の方々も鑑賞に訪れてくれました。私どもとしても、今後の展開に向け、たしかな手応えを感じることができました。

これからも、さまざまな事業を通じて、世界に発信をつづけていきたいと考えております。
企業メセナ協議会のサポート、そして各社様からの支援を受けて実現できている芸術祭です。ありが とうございます。関係者を代表して、心より御礼申し上げます。

三陸国際芸術推進委員会事務局
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク理事長 三陸国際芸術祭プロデューサー
佐東範一

三陸国際芸術祭

活動期間2019年 10月 26日 ~ 2020年 3月 15日

活動をしてみて

三陸国際芸術祭の主催者を、2018年11月に発足した三陸国際芸術推進委員会としてから2回目の芸術祭となりました。
今回は、秋・冬の2回のプログラムとし、さらに充実した内容を目指しましたが、残念ながら冬プログラムについては新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために中止となりました。また、秋プログラムについても、直前に三陸地域を襲った台風と大雨の影響により、一部プログラムを中止セざるを得ない状況となり、予定していたプログラムから大幅に小さい規模の開催となってしましました。

しかし、そういった中においても、三陸国際芸術祭の特色ともいえる体験型プログラム「習いに行くぜ」にはリピーターが参加したり、今年度から開催した三陸芸能短期留学事業(アーティスト・イン・レジデンス)の参加アーティストが参加したりといった、多用な参加者があったほか、インドネシア・バリ島のバロンダンスとガムランの演奏、そして岩手県・大槌町の複数の伝統芸能団体による創作「シシの系譜」は、国境をこえた芸能が融合するというだけでなく、同じ地域にありながら一緒に舞うことのなかった芸能がひとつの舞台に立つという、意義深く画期的な創作芸能であったと思います。この舞台には普段はあまり芸能に関心のなかった地域内外の方々も鑑賞に訪れてくれました。私どもとしても、今後の展開に向け、たしかな手応えを感じることができました。

これからも、さまざまな事業を通じて、世界に発信をつづけていきたいと考えております。
企業メセナ協議会のサポート、そして各社様からの支援を受けて実現できている芸術祭です。ありが とうございます。関係者を代表して、心より御礼申し上げます。

三陸国際芸術推進委員会事務局
NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク理事長 三陸国際芸術祭プロデューサー
佐東範一

第42回 児童画国際交流展

活動期間2018年 6月 24日 ~ 2019年 4月 30日

活動をしてみて

どの国の子どもたちの作品もそれぞれにお国柄があふれ、国や言葉、生活様式が違っても、家族や日常の生活を大切に思う気持ちが伝わり、“子ども・いのち・平和”の大切さや、これらがかけがえのない素晴らしいものであるということを、この児童画国際交流展は、元気に暖かくやわらかなメッセージとして伝える機会となりました。

また、世界各地の子どもたちの絵を一堂に並べることで見えてくるものがありました。世界の子どもの絵の、心豊かな明るさや強さ、そして画面に溢れる描く喜び、それらの絵が描かれた世界や社会や教育等、今の子どもたちを取り巻く様々に思いを馳せ、子ども時代の心豊かな芸術教育の重要性をいっそう考えさせられる機会でもありました。

今回のエピソードとしましては、スリランカのことを特記したく存じます。スリランカはこの展覧会への参加をテレビを通じ、スリランカ国内全土の子どもたちに向けて呼びかけられましたので、発信者の元には非常に多くの作品が寄せられたのです。第42回展にはその中から50点だけを当会へお送りいただきましたが、現地にはまだ沢山の作品が残っており、そこで、2019年9月に現地スリランカにて、児童画国際交流展をひらきましょう!!ということに決まりました。
当会は協賛することとし、The PASS所属の日本の子どもたちの絵と、当会が所有し保管している42年間の交流作品の中から絵を選出し、これらあわせて200点をスリランカへ送ることに決まりました。
展覧会オープニングの9月6日には、当会から数名が現地へ伺う予定ではありますが、先日のスリランカでの不幸なテロの影響を注視していかなければなりません。
児童画国際交流展が、お互いの理解を深め友情を育み世界の平和の礎となることを願って、これからも活動を続けて行きたいと思います。

この展覧会は、当会所属の子どもたちから徴収する出品料で運営しています。
海外からの子どもたちは無料での参加です。日本の子どもたちの出品料を上手にやりくりして長く活動を続けてきました。
このたびは50万円の助成金を受けられたので、第42回展の開催にあたり搬入・展示作業・アートひろば・搬出、そして色々な英訳や日本語訳・DVD作製・・・等の様々な形でお力添えをいただいた方やお世話になった方々への謝礼をさせていただくことができ感謝いたします。
また、海外からの子どもたちの参加が増えることは大変喜ばしくもありますが、同時に、海外とのやりとりには作品などの郵送に伴う当会負担のEMS郵便料金が嵩んできます。
今回展は12か国の子どもさんとの絵の交流ができましたが、今回は企業メセナ協議会様のお計らいにより、ホテルオークラ東京様からのご支援、助成金を賜る機会を得まして、お陰様で問題なく対処できましたことは大変幸いなことでした。

これからも、より実りのある結果を未来の世界に向けて発信し続ける『子どもの絵、それは言葉のいらない手紙です』この素なる真の心の交流を世界中の子どもたちと共に創ってゆく展覧会を進めて行きます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

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